谷 好通コラム

2023年05月05日(金曜日)

05.04.#17REALは3位表彰台。#14Rookieは11位から4位に激上げ

今年のスーパーGTは、フルカラーのKeePer車がないのでひどく寂しい。

去年、新しい車を探さなくてはならなくなってからの時間が無さ過ぎて、

今年はメインスポンサーのフルカラーの車が造れなかった。

だから仕方ないので4台の車にサブで分散してKeePerをアピールしているが、

レース中の走っている絵の中にはKeePerは全く見えない。全く無い。

声にもKeePerは全くない。

それでも、来年からの為にも、

きちんとレースに関わって行かなくてはならない。そう思い、

会社の人達は初戦からサーキットに行き、お客様のご案内などをやっている。

一戦目岡山戦は雨がひどく、まともにレースが盛り上がらないまま終わった。

私は70歳を越してからさらにナマクラになっているので

第一戦はテレビ観戦決めこみ

第2戦の富士スピードウェー(FISCO)から、

3台の500クラスと1台の300クラスが、

小さなKeePerのステッカーを着けて走る新しいSGTを見に行ったのです。

 

朝は本社事務所を朝8時半に出た。

写真は走り始めてから約1時間後、空は青く日差しがキツイ。

新東名をまっしぐらに走れば約3時間半で着くので

12時にはFISCOに着くはずだ。

しかし、朝から高速の渋滞をしきりにテレビ言っている。

しかし私達は東京発の車とは反対になるので、タカをくくって出たのだが、

やっぱり

新東名高速で愛知県境を出る前に突然、約4km先の事故での渋滞が始まって、

その渋滞を抜けるのに約1時かかかった。

 

私は3月に新幹線の人身事故の為に列車中に2時間閉じ込められて、

4月には名古屋高速で5台前の多重事故で、1時間半車に閉じ込められた。

そして5月になったら早速また新東名高速の多重事故で1時間のノロノロ。

コロナ明けとはいえ、このところの私はどうもツイテいない。

 

事故渋滞後は村藤君が精力的、順調に走ってくれて、

富士スピードウェーに着いたのは12時45分。

サーキットはすでにぎっしりの観客が入っていて盛り上がっていた。

 

意外と遅くにはならなかったが、

13時30分からの決勝スタートまでにはあまり時間はない。

 

 

今回は#14のRookieレーシングのボックスにお邪魔することにしている。

Rookieレーシングは、

トヨタ自動車の御大豊田章男氏がプライベートに関わるチームであり、

第一戦から参加のうちの社長達からは、

ものすごく礼儀正しいチームだと聞いていた。

しかし、私もレースにはもうニ十年近く関わって来て、

SGT500クラスのメインスポンサーも10年続けてきているので、

レースのテントの中の雰囲気はよく知っていて、慣れているつもりだったので、

いつものようにイスに座り、用意していただいていたお弁当を食べ始めたら、

突然、豊田章男氏(レースの時はモリゾウ)自身がご挨拶に来られて、

ピットウォークの時に私たちのオウンドメディアに為に

なんと3シーンも「はいキーパー。」のキーパーポーズをやってくれたと

また「はいキーパー」をやりながら笑っておっしゃった。

モリゾーは何とも超気さくな方で、私はびっくり仰天で驚きました。

#14 Rookieレーシングは

御大豊田章男氏がプライベートに関わるチームとは知っていましたが、

まさか、

私が弁当食べている時に来られて、

御大が自ら、目の前で「はいキーパー。」を笑いながらやってくれるとは。

私は、ただ、笑っているしかなかったのでした。

(もちろん、写真なんてとても撮れませんでした。

でもKeePerの「広報」が、「モリゾウのハイキーパー。」の絵を、

何と、ビデオで撮っているとのことなので楽しみです。

 

#14 Rookieレーシングが特別なチームだと話には聞いていましたが、

まさか、こういうことだとは思っていなかったので、ただ、茫然です。

 

 

それはともかく、

レースは、予選4位の好順位スタートの#14は、

スタート前のタイヤのウォームアップに失敗したのか、

スタート直後の1コーナーで大きく膨らんで

なんと11位まで順位を下げてしまった。

しかし立て直してコンスタントなレースが中盤まで続いた。

 

ドライバーが大島選手から山下健太選手に変わって、

タイヤもハードからミディアムに変えて、

タイムが1周1.5秒くらい速くなり順位をほんの少しづつ上げながら、

前には#14のREALレーシングのNSXがいて

激しいバトルを繰り広げていた。

先頭は、#36 TOM’Sの坪井翔は速い。今のトップのレーサーともいえる。

少しだけスポンサードさせていただいている#37TOM’Sは、

笹原は速かったがアレジに変わってから#17と#14の後ろを走っている。

300クラスのチャンピオン#61SUBARUのBRZは、

今年になってから調子が出ず、いまいちうまく行っていない。

 

 

レースは中盤#17と#14が俄然ペースを上げて、

2番手を走っていたZが突然リタイアしてしまったこともあって、

#17 REALレーシングのNSXが3位入賞。

#14 RookieレーシングのGRsupraが4位に入賞した。

“37 TOM’Sは、もう少し後ろで、

300の#61 BRZは、不調でひょっとしたらリタイアしたかもしれません。

 

いずれにしても、上出来です。

ものすごく面白いレースでした。

これからも応援し甲斐のあるチームです。

 

 

ゴールと同時にサーキットを飛び出した私たちの車は、

レース後のサーキット周辺の混雑に巻き込まれずに、無事脱出。

午後4時半、富士山が傾いた太陽を背に美しかった。

反対側から採ると

 

新東名高速は、静岡県内を抜けるまでは順調だったのだが。

愛知県に入る少し手前から渋滞が始まって、電光掲示板では

名古屋まで170分と出ていた。

今現在、午後6時過ぎ、夕陽が傾いてきている。

 

そこで急遽、大渋滞が始まる直前の新城ICで降り、

三河湾沿いを走って、普段、遠くて中々行けないLABO蒲郡店に寄って

皆の顔を見に行くことにした。

 

しかし、誤算が一つあった。

蒲郡の街の手前に人気観光地「ハウステンボス・ラグーナ蒲郡があって

その周辺で渋滞があって、LABO蒲郡店に中々たどり着けない。

遅くなって閉店時間ギリギリになってしまったので、

みんなを待たせることになってしまったかと心配したが、

とんでもない。

みんなは、でっかいキャンピングカーに総がかりで

ECOプラスダイヤモンドキーパーをかけている最中で、

まだしばらくかかると言っていた。20万円以上の大物だと嬉しそう。

頭が下がる。

さじさん、たきかわさん、いとうくん、なかむらチーフ、まつかわ店長。

 

 

LABO蒲郡店からは23号線に乗って順調に進み、

途中で晩ご飯を食べ、本社事務所に帰り着いたのは午後9時過ぎ。

 

正味13時開以上のレース観戦でした。

くたびれました。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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