谷 好通コラム

2023年05月26日(金曜日)

05.26.ドイツで元気をもらったのでしょうか。

帰りの飛行機の中です。

私はインターネットに疎いので、飛行機の中での接続がうまく行きません。

素直に同行の者に頼めばいいのでしょが、いちいち頼むのは面倒なので、

つい、ほったらかしになります。

接続は本に帰ってからやることにしました。

だから、この話も26日に会社に帰ってからアップします。

 

71歳になってドイツ訪問が出来ようとは思っていませんでした。

ドイツには3日間、実質たった二日間の滞在ですが、

目的をもって行動できた充実の二日間でした。

今回のドイツ訪問では、全般で車イスを使用して行動範囲を拡げたのです。

私は歩けないことはないのですが、

ほんの100mぐらい歩いただけで変形した足首の関節が悲鳴を上げるので、

普段は、それでも運動の為に無理して歩くようにしているのですが、

今回のドイツ訪問では、

最初からあきらめて車イスにずっと乗りました。

無理をするとかえって同行の人達に迷惑をかけます。

ではこれを機会に、完全に車イス生活になるかと言えば、

まだもう少し抵抗しようと思っています。

 

歳を重ねて、確実に体力が衰えていくのにはもう贖いようがありません。

それでも週2回のトレーニングは続けますが、

トレーニングのメニューが確実に軽くなっています。

今回のドイツ行きでつくづく思ったのは、

同じ年の連れ合いも、年を重ねるうちに膝の軟骨が削れて減り、

無理が利かなくなっているので、

連れ合いにいつまでも頼り続けることは出来ない事。

 

そう考えると、まだかろうじて動き回れる間に、

やるべきことを最大限実現することに全力を傾けなければなりません。

何を、どこまで、どのような形で実現していくのか、

真剣に、まだフルスロットルが効く頭と気力を振り絞って

隙間なく行動していこうと思います。

 

ドイツの訪問はこれが最後と決めていましたが、

ドイツ・ミュンヘン周辺の広大な畑の風景と、

空が晴れてれば必ず見られる空いっぱいが赤くなる不思議な夕焼けを、

どうすればまた見に来れるのか、考える気になってきたのは、

やはり、ドイツで元気をもらったのでしょうか。

 

マンフレッド ホフマン社長から

猿の道化師をかたどったマイセンの置物をプレゼントされました。

心が通じていたようです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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