2018年06月12日(火曜日)
6.10.訃報
6月10日は大切な取締役会だったので、
始まりの時間までにその人が現れないことは、しかも何の連絡もないのは、
キチンとした性格のその人には似合わず
嫌な予感がして、胸騒ぎして仕方ありませんでした。
しかし取締役会は始まり、
途中で常務がどこからかかかってきた電話に出て、
長く戻ってこないのに気づかぬまま
不意に常務が戻って来て、
「なくなっていました。」と告げられた時は、
一瞬それが何のことが分らず、あぜんとしたが、
それがそういう意味としか取れない事に気が付きました。
大切なことは失ってみて初めてその大切さに気付くものです。
失ってみて初めてその存在が大きな意味を持っていたことに気づきます。
人間も生き物なのだから、
いずれは無くなることは分っていても、
それがその人である必然性が見つからず、
よりによって祝福されるべき愛情に溢れたその人である意味が分りません。
よりによって大きな悲しみを乗り越えたばかりのその人が、
こんな厳しい運命にさらされなければならない意味が解りません。
悲しみはあまりにも大きすぎると、頭の中が空っぽになります。
大阪営業部の取締役部長であった山戸裕子さんを
くも膜下出血で、突然失いました。
すべての意味において
KeePerとその仲間にとって限りなく大きな損失です。
彼女が召されなければならない理由が見つかりません。
ただ、ただ悲しいだけです。
心からご冥福をお祈りします。