2023年09月01日(金曜日)
09.01.あくまでも主観的な8月のKeePer LABO実績報告
この報告は、あくまでも谷 好通個人の主観的な報告であって、
先に開示された月次報告を修正するものではなく、
乖離があれば、それはこの報告の誤りであり、
開示された月次報告の数字および内容がすべて正しいものです。
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2023年の8月は、
東京都心で8月の全日が真夏日を記録するという初めての夏であり、
猛暑は、北海道など北の国にまで広がり、
気候変動がはっきりと新しい段階に入っていることを実感します。
そんな中、KeePer LABOの店舗では、
コーティングブースの断熱と空調設備が行き渡り、
今年は一人の熱中症患者を出すこともなく暑さのピークを越した夏でした。
8月9日には東京都府中市にKeePer LABO府中店が新店オープンし、
東京都14店舗目、前年同時期比全国113.8%の107店舗目の直営店です。
そして
販売実績は107店舗全店で前年比114.7%の831,464千円。
店舗数比をわずかに越している。
既存店舗94店では前年同月比106.5%の772,594千円。
これを、
前年同月の2022年8月と比べると
伸び率が全店では△12%、既存店でも△約10%下回っている。
この伸び率の違いは何であるかを、キチンと考えておかなくてはならない。
実を言うと、今年の8月もお盆前までは前年8月同じような傾向で、
似たような伸び率を示していたのだが、
お盆の連休に入った頃からブレーキがかかって、
特に関東の店舗を中心に明確に伸びに鈍った。
この頃は台風が連続していて、それによる天候不純の為かと思われたが、
結局、台風の直撃は避けられたので、終わってみれば、
各地での降雨量も日照時間も特に異常な値ではない。
そこで関東のスタッフに色々と聞いてみると、
東京の都市高速がガラガラになっていると聞いた。
そして、テレビのニュースで、
新型コロナ禍が終わって初めてのお盆が、
三年ぶりの里帰りの帰郷客と観光客で、
地方に向かう交通機関が大変込み合っていると言う。
昨年の8月と今年の8月のお盆の違いは、
まさにこの帰郷客と観光客の数が劇的に増えたということではないか。
去年までの三年間は新型コロナ禍の影響で、
年寄りの両親がいる故郷の実家には、都会に働き、住む子供達は、
重症化のリスクのある高齢の両親がいる実家に、県境越え帰る事を控えていた。
それが今年の5月、新型コロナが5類に移行されてその縛りが無くなり、
一斉に帰郷ラッシュがあったというのだ。
そこで仮説だが
帰郷しなかった時は、お盆休み中たっぷり時間があったので、
KeePer LABOでKeePerコーティングを施工する人の割合が多かった。
しかし、
帰郷する人は出かける前に車をキレイにはするのだが(洗車)、
帰郷を急ぐ身としては時間がもったいないので
KeePerコーティングまでする人の割合が洗車よりも少なかった。
KeePerコーティングは、
一番高価なEXキーパーをトップにいずれも伸びてはいるのだが、
単価の低い洗車の数の方が大変多くなったその割には、
単価の高いコーティングの割合が少なく、平均単価が下がった。
だから、店舗では洗車で忙しい割には単価が上がらず売上の伸びも鈍かった。
そんなストーリーではなかったのだろうか。
もちろん店舗それぞれの事情は違うのかもしれないが。
三年前新型コロナ禍が始まった時にも全く影響は無かったし、
今年の5月に新型コロナが5類に移行された時も何の変化もなかった。
だか、KeePerと新型コロナ禍の間には、何の関連もないと思ってきた。
だから今年の5月も6月も7月も、
新型コロナ禍”後”の影響を感じさせるものはなかったが、
帰郷が集中した今年の8月のお盆は、
初めて、新型コロナ禍”後”の影響を受けた月だったのかもしれない。
その影響も長くは続かず、
お盆後、8月の25日以降は、
完全に通常の伸びを示すペースに戻って、
107店舗全店で前年比114.7%の831,464千円。
既存店舗94店では前年同月比106.5%の772,594千円となっているのです。
※今日はもう時間が遅いのでここまでにしますが、
今月は6月にオープンした7店舗の新店と、ローカルにオープンした店舗に
面白い傾向を見出したので、明日、また書きます。