谷 好通コラム

2023年09月11日(月曜日)

09.11.「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」を見に行って思った事。

昨日、名古屋市立博物館に家族で行き

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」を見た。

 

おどろおどろした妖怪たちの絵がいっぱい並んでいて面白かったが、

同じような感じの絵が続いていたので、途中で飽きて、

薄暗い会場の隅っこで居眠りをしてしまった。

 

そんないい加減な頭で考えたこと。

私は、幽霊も、お化けも、妖怪も何も見たことがない。火の玉すら見ていない。

そして、見たことがあるという人にも会った事がない。

そのくせ、暗い所に一人でポツンといると、何か出そうで怖くなる。

でも、ふと思うのだが、

ひょっとして知っている人の幽霊にでも会えたら、

それは、「魂」というものが死んだ後にも存在しているということであって、

それは、自分が死んだ後も「魂」という形で存在し続けるということにもなる。

だしたら、死んだらすべてが無くなって、無になるということの否定になり、

死への恐怖の解消にもつながるということではないか。

 

そんなことを思うと、

暗い夜道などで、不意に。

「親父の魂でも現れないかな~」なんて、

ちょっとワクワクするような、でも、ぞくっとするような変な気持ちになる。

 

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」で、妖怪のレプリカ。

妖怪「塗り壁」

 

妖怪「べたべた」

妖怪「べたべた」と、妖怪「KeePer・・・」       悪い冗談でした。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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