谷 好通コラム

2023年10月15日(日曜日)

10.15.昔は、熱が引いたら、すぐに学校に行かされた。

木曜日に微熱と少し異常を感じて病院に行き、インフルエンザを宣言され、

金曜日に発熱が38.3度まで上がり、でもその夜中には平熱近くにまで下がり、

土曜日はずっと平熱のままで、少し咳が出るくらいでピンピンだった。

日曜日の今日も、朝から平熱36.3℃のまま。

 

これが昔だったら、月曜日からは、絶対に学校に行かされた。

しかし現代では、

木曜日の病院で「発熱した日の翌日から5日間を自宅で隔離」と言われた。

まだインフルエンザのウィルスが体から出ているからだそうだ。

だから、

金、土、日、月、火の予定をすべてリスケあるいはリモートにした。

しかし、

これは昔で言えば、

普通の「はやり風邪」なのではないか。

 

風邪は昔から移るのが当たり前で、

鼻水を垂らして、コホンコホンと咳をしている子も大人も回りにいっぱいいた。

自分が移りたくなかったら、

当たり前のようにマスクをした。

あるいは、

咳をしている子、鼻水を垂らしている子に

マスクをした方がいいとは誰かが言ったが、

仲間はずれにしようとは思わなかった。

 

 

風邪は、熱が出ている間は学校を休めたが、

熱が下がったらすぐに学校に行かされた。

たぶんそれで、風邪のウィルスを学校でまき散らしていたのでしょう。

私達もひと冬に一度は風邪にかかったような気がします。

でも、ほとんど遊びは家の外だったからのか、

あまり深刻になったという記憶はありません。

 

今は医学が凄まじく発達して、抗生物質が進化して、

どんなウィルスでも比較的短時間で確実に殺せる。

昔は皆がいっぱい風邪にかかって体の中にいっぱい抗体を造り、

免疫を得てその菌を殺して自然に病気を治したが

今は、免疫を得るのと同時に抗生物質で確実にウィルスを殺して

新たな免疫づくりにワクチン接種に精を出す。

 

実験的に無菌状態で育てられた生き物は、

最近がウヨウヨしている自然の環境の中では、

当たり前の細菌・ウィルスに感染して、たちまちの内に死んでしまうそうです。

 

知らぬ顔をして、

月曜日から会社に出て行ってやろうかと、本気で思います。

それくらいもうヘイチャラなのです。

もちろん、火曜日までの自宅謹慎は社会人として守ります。

会社になんて出て行ったりはしません。

 

でも、なんか無駄な時間が勿体ないようなことをしているみたいで、

5日間の自宅隔離にケチを付けたくなってしまったのです。

そうです、これは医学を全く知らない者が言うただの難癖です。

 

私はこの写真が大好きです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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