谷 好通コラム

2023年11月28日(火曜日)

11.28.ハンズがまだ東急ハンズの頃、15年以上前からシンボルだった。

先週の土曜日、

私は家族と名古屋駅ツインビルの高島屋の中にある「ハンズ」に行った。

ハンズは、ちょっと前に東急からカインズにM&Aされ、

名前も「東急ハンズけから「ハンズ」になった。

しかしみんな、東急ハンズの方が言いやすいので中々ハンズとは言わない。

 

私は、何十年か前、うんと若い頃から東急ハンズが大好きで、

事あるごとに東急ハンズでうろうろして、

何の実用性もないろくでもない物を買って、連れ合いからよく叱られた。

東急ハンズが名古屋駅ツインビルの高島屋の中にもできた時、

便利になったと同時に「地球研究所」というコーナーが気に入って、

そこには化石や骨格標本とかレプリカがいっぱいあって、

私は放っておけば半日ぐらいは平気で遊んでいた。

昔は遊んでいるだけで大したものは買わなかったのだが、

私は今、お金にあまり不自由しなくなったものだから、

ブレーキが効かなくなって、

買ってはいけない物にずいぶん手を出している気がします。(反省)

 

回りくどい書き方をしているが、

先週の土曜日、とうとう禁断の物に手を出してしまったのです。

もう15年も前から、「地球研究所」のシンボル的に存在であった

ティラノザウルスの頭蓋骨化石のでっかいレプリカ。

 

「東急ハンズ」が「ハンズ」になって、

一つの時代が変わったような気もして、

私の大好きな「地球研究所」のシンボルも変わってもいいような気がして、

東急ハンズの時からのシンボルを買ってもいいような気がしたのです。

 

KeePer技研株式会社が来年発表する画期的な新製品の

名前にちなんだシンボルにもなります。

そう思ったので本当に買ってしまったのですが、

とんでもない勘違いがあったのです。

 

あのティラノザウルスの頭蓋骨化石のでっかいレプリカは、

「ティラノザウルス」ではなかったのです。

よく値札を見ると「アロザウルス」とあります。

 

「ティラノザウルス」と「アロザウルス」は、

同じ肉食獣の「獣脚類(竜盤類、獣脚亜目、テヌタラ類)」ですが、

生きていた時代がまるで違います。約9000万年も違うのです。

 

アロザウルス」が生きていたのは、

1億6000万~1億4500万(ジュラ紀後期) 全長7.5~12m、体重1~3トン

いわゆるジュラシックワールドの世界に生きていたのはアロザウルスの方で、

 

ティラノザウルス」は、

7000万~6600万年前(白亜紀後期) 全長約12m、体重4~7トン

恐竜が絶滅する時代に近い。

だから、ティラノザウルスが「映画・ジュラシックワールド」に出てくるのは、

根本的に間違いであると言わざるを得ないのです。

 

 

だから、

私がティラノザウルスと間違ってアロザウルスを買ってしまったとしても、

まっいいか、と思って、買ってしまったのです。

 

これは本物の化石ではなく、合成樹脂で出来た重量の軽いレプリカです。

 

おまけ

昔、東急ハンズの頃に買った今も生きている「ダイオウグソクムシ」の模型

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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