2024年04月16日(火曜日)
04.15. 今日、 新潟三条で32.5℃だったそうです。いよいよか?
地球温暖化、気候変動の危機が叫ばれ始めてから久しく、
走っている車の燃費は劇的に良くなっているが、
車の販売台数もはっきりと減少をしているが、
車の保有台数自体は高止まりしていて、
燃料の販売数量はいまだに減少に転じていません。
私達人間は、
一度手に入れた便利さ、快適さ、豊かさは決して手放そうとはしないので、
大気中のCO2濃度は確実に上昇し続けています。
私達人間は、一度手に入れた便利さ、
快適さ、豊かさは決して手放そうとはしないので。
桜の花が未だ散り切らない今日、日本国中が夏日になって、
何と新潟三条では最高温度が32.5℃にもなったそうです。
北海道の留萌では、
水温上昇でイワシが異常に繁殖し、
甘エビがそのイワシの死骸をエサとして食うので、
甘エビ漁の仕掛けたかご網の中の餌を食わなくなり
漁獲量が壊滅的に減ったとニュースで言っていました。
日本の海のみならず世界中の海で大きな異変が起きているのだそうです。
私の様な高齢者は、よく生きてもあと10年。
奇跡が起きてもあと20年生きればいいとこです。
地球上の生き物の壊滅的な変化、
ひょっとしたら滅亡は、私はまず経験しないでしょう。
滅亡を経験するとしたら、若い皆さんです。
気候変動、地球熱帯化の地獄は、
若い皆さんが一手に引き受けるのです。
私達のような年寄りは、
その前に確実に死にますから、地獄を見る事はありません。
私達人間は、一度手に入れた便利さ、
快適さ、豊かさは決して手放そうとはしません。
特に、地球熱帯化の地獄を体験はしないであろう私達の年代は、
つまり世の中の権力者たちが多いこの年代の者たちは
今を変えなければならない切羽詰まった危機感を、実は持っていないのです。
頭では分かっているのですが。
ここが、環境問題の一番深刻なところかもしれません。
そんなことをふと考えました。