谷 好通コラム

2024年06月28日(金曜日)

06.28. 去年の6月は精一杯の6軒、今年の六月は余裕の3軒の新店。

「前期」つまり2022年7月から2023年6月までの1年間は、

12軒の新店KeePer LABOをオープンさせるのが精一杯であった。

建設工事というものは、

いろんな理由で完成が遅れる事がよくあって、

さすがに、もう大丈夫だろうと思っていても、

まさかと思うようなつまらない理由でまた少し遅れるなんて事もよくある。

だから間違っても予定より完成が早くなったなんて事は、

私の記憶では、一度もありませんでした。

 

そんなことで去年の期末(6月)は、

6月末にギリギリで間に合った店舗がいつもあって、

あの6月だけで、

6軒ものLABO新店を、かなり強引にオープンさせ、

前期、12新店舗開店の約束を、やっと果たしたのです。

しかし、1か月で6軒オープンは運営側にはかなり無理があって、

しかもそれが、とりわけ西東京に集中して

LABOの皆には大変な苦労をさせてしまいました。

 

それに比べたら、今年の期末は3店舗の新店オープンで、

今期15軒の新店達成の約束は、去年の12軒よりもむしろ楽であったのです。さらに本当は、

これにプラス2店舗オープンするはずだったものが、

土壇場で完成が1か月程度遅れたりして

結果的に約束通りの15軒にとどまったという事です。

 

だから、

今年の15軒と、

去年の12軒では大して変わらないように見えても、

実は、

昨年はいっぱいいっぱいの12軒であったが、

今期の15軒は余裕を持っての15軒なので、

意味的にはかなり違うという事です。

 

何がどう違うかというと、

店舗を造って行く店舗部の体制が増強された事が大きいのと、

新店舗の為の物件が、こちらから探したものだけでなく、

先方から出されてきた物件が目立って増えてきているという事です。

すでに、来期に建てるLABO新店予定はすでに12軒あり、

さらに今期中にオープン予定が遅れてしまった2店舗が加わるので、

すでに14店舗が確定していることになります。

 

先ほど、店舗部の責任者に電話で聞いて見たら、

遅れた2軒のうち1軒は順調に進んでいるので、

8月にはオープン出来そうであり、

もう1軒は、結局、地下タンクを掘り出すことになったので、

11月オープンを目指すのが精いっぱいという現状らしい。

いずれにしても、来期のオープンにズレ込んだという事には変わりない。

 

来期は30軒の新店オープンを約束しています。

それに加えて既に14軒のFC店が具体的になっているので、

来期が終わる時点で合計KeePer LABO178軒の体制が出来上がります。

これでも、オーバーフローを解消する為の店舗数、

あるいは、店舗数ポテンシャルの半分にも全然満たない数です。

 

こう書くと、新店出店を急いでいるように思えるかもしれないが、

そういう意味ではなく、

逆に、そこまで出店の圧力が強くなってきているということです。

物件は、今までとは全く違う早いペースで出て来ていて、

FC店での出店希望の数も目立って増えてきています。

そういう意味で、出店の圧力が強まってきました。

 

この段階で我々がすべきは、

早いペースに変に慣れてしまったりせず、

その一店舗一店舗について、

決して手を抜かず、

妥協せず、集中して良い店舗を造り、

特にスタッフの技術レベルを高いレベルに維持して、

KeePerコーティングなどの商品の品質レベルを断じて下げることなく、

あくまでも高く維持することです。

 

 

一昨日オープンしたKeePer LABO上尾店。

 

 

 

本日オープンしたKeePer LABO八柱店。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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