谷 好通コラム

2024年10月02日(水曜日)

10.02.湧き上ってくる全開のエネルギーと、燃料切れの早さのギャップ。

私は普段、朝10時から11時くらいに出社して、

午後6時から7時くらいには退社します。

 

年齢と共に労働時間は確実に減っていますが、

いったん仕事を始めてしまうと、

会議に出ればついしゃべり続けてしまうし、

1時間刻みに入っている一つ一つの仕事に、

湧き上がってくるエネルギーを全開にして

思いっ切り集中して、しっかりくたびれてしまう。

すると、1時間の仕事が終わるたびにトイレとたばこの一服が必須になる。

この5分間があれば、

次の仕事に対して、また、エネルギーを全開に出来る。

 

しかし、しかし、

エネルギーを全開に出来る能力は衰えていないつもりでも、

それに使うエネルギーの量は確実に減っていて、夕方6時を過ぎると、

確実にエネルギー切れになって来て、

最後の喫煙室で企画のデザイナーや、

製品開発の連中が私をキャッチして、延々と仕事の相談をし始めると、

仕事自体は面白いし好きなので苦にはならないのですが、

みるみるエネルギーがEmpty状態に入ってフラフラするような気がします。

70才を越したぐらいから、

本当にエネルギーEmpty領域を自覚するようになりました。

 

しかしエネルギーEmpty領域の自覚に任せて自分を楽にすると、

きっと面白くない領域に入るような気がするので、

仕事を始めたら、勝手に湧き上がってくるエネルギー全開に身を任せます。

それがいい事なのかどうか分かりませんが、

毎日そうなってしまうので仕方ありません。

確実にエネルギーは減ってしますが、

夜、飲みに出るのをしないようになってから、全然大丈夫です。

もう72才になりますが、

私は、仕事をしないのが、すごく苦手なので、

もうしばらくは楽しく仕事をさせてもらおうと、今日、改めて思いました。

 

そう思ってしまったから仕方ないのです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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