2018年03月21日(水曜日)
3.21.こなせばいい仕事なんて、ないはずだ。
仕事が多くなると、
仕事をこなすことが仕事になって、
その仕事の「目的」を忘れがちになります。
その仕事をなぜやるのか、
何を造り上げようとしているのか。
そこを明確にしなければ、してはいけない仕事があります。
特に相手がいて、何かを伝えることが目的の仕事は、
その伝えるべきことが、その表現でちゃんと本当に伝わるのか。
それ以前に、
それは伝えて構わない事か、
伝える事のその内容が、伝える側の責任あるコンセンサスがあるのか。
とにかく、何でもいいから、
伝えるという行為を優先していい物事なんて、ある訳がない。
物事を進める為には、
確かめなければならないことがいっぱいある。
その手間と手続きのために、
その進めるスピードが鈍ったとしても、
どちらが優先されるべきかの常識が、解らなくなっているとしたら、
その物事がある事自体の意味が、
失せ始めている兆しなのかもしれない。
あるいは自分が意識的に価値観の影を薄くしすぎて、
周りからあるべき価値観が失せ始めている兆しかもしれない。