2025年06月06日(金曜日)
06.06. 中間に存在する意義。中間に入れてはいけない存在もある。
コメの高騰を鎮静化する為に
備蓄米が最初に入札で放出された時、
その90%を全農が一番の高値で落札したという。
入札なのだから、一番高値を付けた所が落札するのは当たり前です。
二回目の放出の時も同じような形で全農が落札している。
そこから大卸とか仲卸とかを経由して、その間に精米され、
消費者の手元には、相当の時間が経過しても届かず、
コメの高騰を鎮静化する役割がなかなか果たされなかった。
そこで、
今の小泉農水大臣が、備蓄米を随意契約で放出し、
従来のルートを経ず、最短距離で消費者に届くように荒治療をしたら、
あっという間に備蓄米が安価で消費者に届くようになって、
消費者から圧倒的な支持を得ている。
そして、全農以下のコメの流通業者が、
昨対比5倍もの利益を上げている事を指摘し、
その流通の歪み、既得権の存在を指摘している。
商品の流通には、必ず何らかの役割を果たす中間の業者がいて、
それぞれ運搬、集積、分配、加工などの付加価値を提供し利益を得ている。
世の中に必要な存在であり、必要とされている役割である。
しかし、
KeePerが今に至るまでに、
省いて本当に良かったという中間の役割があって、
いわゆる広告の代理というか、
こちらがお客様に伝えたいことを代理で表現してくれる存在です。
これは便利そうであって、
すごく大切な力を自らに持てなくなってしまうので、
決して楽をしていい部分ではない。
言い方を変えると、
KeePerはこの分野を代理させなかったことが、
KeePerを今のポジションにまで持ってこれた一番大きな要因と言ってもいい。
何をどう伝えたいのか、
何をどう伝えれば、相手に伝わるのか、
自分が言いたいことを言うだけではなく、相手に伝わるべきを伝える力、
これを、業者にやらせてしまうと、
ものすごく楽チンで良いが、絶対に身につかない力でもある。
全て、隅々、一言一言まで、皆で、社内で、造った。
また、ここから修正が入る。