谷 好通コラム

2025年06月17日(火曜日)

06.17.  いよいよ、猛暑本番の季節がやってくる。

 

まだ6月中旬だが、

今日は今年初めての猛暑日になるかもしれないとテレビで言っていた。

と、すると、観測史上最も早い猛暑日になるとも言う。

明らかに気候は暑くなっている。

もう、疑いようのない事実だろう。

それでもトランプは、世界で一番の大国・強国の大統領は、

人由来のCO2上昇による地球温暖化を否定し、油田をもっと掘れと煽る。

ひょっとしたら、本当に今もう

逆戻り出来ない臨界点・ティッピングポイントを越しているのかもしれない。

 

沸騰した世界の中で愚かな人間が滅びた後、

世界を制したAIが、

人類滅亡の記録の中に、

大国の支配者が、ティッピングポイントの真っ最中に

自らの誕生日に最大級の軍事パレードをやった6月14日を、

人類の最も愚かな日の一つとして、何かの記念日にしているかもしれない。

 

しかし、

こんな嫌味じみたことを、のんびり書いていられるのも、

冷房の効いた部屋で仕事をしていられるから。

つい何年か前迄は現場にしょっちゅう行って皆と同じ環境を共有していたが、

もう現場を外れていて、

猛暑を実感することもほとんどなくなった。

だから、ことさらに猛暑を嘆くような事を書く必要もないのかもしれないが、

洗車の作業にとって、猛暑は本当につらい。

 

洗車は「水」を使うので、涼しい作業のように見えるが、

外気にさらされながら全身運動をすることになるので、

見た目以上に洗車作業はツライのです。

さらに、

洗車はコーティングなどの作業の動きの基本になる動きであり、

新人が最初に覚える仕事なので、

どうしても比較的新しい子がやる仕事になり、

夏は、ベテランは涼しいコーティングブースの中でコーティング作業をして、

新人は、暑い外で、汗ビショになりながら洗車をやっている図になりがち。

これは楽な仕事をベテランがやって、

ツライ仕事は新人がやらされている図になりがちで、

四月に入社してきたばかりの新人が、仕事がいやになる原因にもなりがちだ。

 

新卒入社社員にとって、

初めての夏は、乗り越えなくてはならない大きな山になる。

 

今年の夏は、

冷感インナーシャツ3枚づつを約1,000名のLABOスタッフ全員に配った。

KeePer技研㈱の社外役員でもある中部大学の伊藤教授が、

長い時間をかけた色々な手段での暑さ対策検討の末に、

一番効果的な手段として出した結論がこの「冷感インナーシャツ」。

これだけで、事足りるとは思っていないが、

猛暑の時期の洗車には季節限定インセンティブも付けた。

冷房に関する設備もやれるだけは当面やった。

 

猛暑の夏が始まった。

どんなシーズンになるのか、

みんなは、何とか乗り越えてくれるだろうか。

ハラハラドキドキです。

 

 

今シーズンの新卒募集の為のパンフレットが、

新しい仲間たちを募るために、出来上がってきました。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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