2018年01月15日(月曜日)
1.15.怠惰を尽くした日曜日の幻想
私は一昨日の土曜日と、昨日の日曜日、
ほとんど何も仕事をしませんでした。
仕事どころかKeePer LABOの店舗周りにも行かず、
土曜日は、昔から知っている新城の猪肉専門店に行って、
冷凍していない生の猪肉を買ってきて、
夕方、家族ですき焼きを食べました。
それだけです。
あとはコタツに入って、猫や犬を撫でながらテレビを見ました。
日曜日に至っては、
朝からコタツにもぐりこんで、テレビをつけっぱなし、
毎日必ず入る朝風呂にも入らず、
ダラダラと一日、
飯を食べ、何となくテレビを見て、菓子をつまみ、コタツでうとうととして、
だらしなく、怠惰の極みを尽くして一日を過ごしました。
何年かにいっぺんだけですが、そんな一日があります。
そんな一日にいっぱい見たはずのテレビは何を見たか全く憶えていません。
アルコールも飲んでいないのに、
一日中ウトウトとしているのに、眠った覚えもない。
でも連れ合いに言わせると、時々いびきが聞こえたそうです。
一日そんな風でいたのに、
夜は夜でしっかりと眠り、夢も見ませんでした。
そんな日に書いたブログは今日になって読み返してみると、
自分でも何を言っているのかよく解らない文章です。
自分で書いたのですから、
言いたいことの意味は自分では解りますが、
読んだ人によく解ってもらえるような、解かりやすい文章にはなっていません。
だいいち、やさしくない文章ですね。
不思議なことがあります。
私は今、テレビドラマの「相棒」にはまっていて、
殺人事件ありきで、その犯人を、意表をついた奇妙なストーリーで
警視庁の特命係で頭脳明晰の杉下右京警部が、
鋭い推理と眼力で真実を見ぬき、
真犯人を追い詰めていくワンパターンの刑事ドラマですが、
これが面白くて、すでにもうDVDで80話ほど見て、いまだ飽きていません。
その影響が大だと思うのですが、
私が犯人側として、
殺人事件に関わっているという妄想を持ってしまったのです。
私が、どうでもいいような理由で、
人を毒殺して、
自分自身も忘れているのに、
ある日、ふと思い出して、
ジッとコタツに隠れている。
そんな変な妄想です。悪い夢かもしれません。
何年に一度しかないような二日連続で予定がないせっかくの空白の土日に、
自由な時間を、遊んで楽しく使うことがまったく苦手な私は、
何とも気分の悪い妄想にかられながら、
撫ですぎて、もう、そばにも寄って来ない犬と猫の名前を呼びながら、
ただウトウトとして、面白くもないテレビをダラダラと見て、
面白くもないブログ書いて過ごしたのでした。
探せば何か仕事ぐらいあったのだから、
つくづく仕事をすれば良かったと後悔する土日でした。
それとも、私は、憶えていないだけなんでしょうか。
手口は、
ジュニアに毒を仕込んで、
手洗い洗車をしていると見せかけて、
相手が通りかかった時に、
シャワーを毒に切り替えるという奇抜なものです。
なんていう毒なのかは知りません。みどり色でした。
たぶん、悪い夢を見たのでしょうね。
でも、
本当に杉下右京警部が、本当に私を訪ねてきたら、どうしましょう。