谷 好通コラム

2025年10月27日(月曜日)

10.27.しつこくてイケナイとは思うのですが、またクマの話です。

今日も、年いった女性がクマに襲われたニュースが載っていました。

行方不明の男性がクマに襲われた遺体で見つかった。

全国各地の山のある地域で、

狂暴なクマが出現して、目撃され、

地元の住民が襲われケガをした事件と、

死亡した大事件が、

今の日本の災害として報じられています。

死亡した人は新記録の10人に達し、記録的な大災害です。

はては自衛隊の出動、軍隊の出動までが要請されています。

この災害で、駆除されたクマは1,000頭を越すとも伝えられていました。

 

私は、この災害に会われた人に心から同情するものであり、

これらの人に何の落ち度がある訳ではなく、

もし私が被害者であったとしたら、

間違いなくクマを憎んだろうし、

クマを殺すことに何のためらいもないだろうと思う。

私が被害に会ってないからこんな事を言うのであろう事は容易に想像できる。

私はこの事件の部外者だから言えるのは間違いない。

 

その上で、

 

クマたちは、ただお腹が減っているだけなのではないか。

山に元々から住む者が、天候の異変で、山の木の実が絶望的に不作で、

もうすぐ冬眠をせねばならないので、体に脂肪を貯めなければならないのに、

山の木の実が全く無いので、腹ペコで、

このままでは冬眠中に死ぬので、

怖い人里に出て来て、

食べ物の匂いがいっぱいする人里に出て来て、

でも、人に見つかってしまい、

ある時は、闘ってしまって、ある時は殺してしまって、

自分達が人里の住人である人間を、10人も殺してしまって、

その反撃で、クマたちも1,000匹殺された。

 

腹が減って、

死ぬ恐怖から、

出て来てはいけない所にまで出来てしまって、

人を殺してしまって、

人を殺していないその百倍の仲間を殺された。

 

 

敵は腹が減っているだけなのだから、

強力な軍隊を向かわせる前に、

敵の腹を満たすことを、

敵が住んでいる山の奥でやれば、

根本的に解決すると思うのだが、ダメなのだろうか。

 

自分達の仲間が殺された百倍の敵を殺すことが解決になるのだろうか。

それでも足らず、

敵を殺すプロを、

その圧倒的な武器と共に呼んで、

敵をせん滅する事が唯一の方法なのだろうか。

 

敵のお腹を満たすことの方が、

はるかに簡単なような気がどうしてもするのだが。

 

 

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2025年10月
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.