谷 好通コラム

2026年02月19日(木曜日)

02.19. 純利益はブラスでも、営業利益は「減益」と書かれる怪なる現象。

2026年6月期の上半期(2Q)決算の報告会が、

一昨日、東京兜町のアナリスト協会で開かれました。

この会では、最初に賀来社長が営業部門とKeePer LABO部門の報告をして、

その後、私が会社全体の事と今後の課題と展望を話して、

ご出席の投資家の皆さんからのご質問にお答えする形で進行していました。

しかし、

今回はソフト99の件で大きな特別利益が発生しており、

最終的な「純利益」の部分は大きなプラスなのに

通常、会社の成績として使われる「営業利益」の部分はマイナスになるという

怪なる現象が報告書の中にあるので、

今回だけ私が最初に出で、そのあたりの説明をした上で、

賀来社長が営業部門を報告、説明し、

鈴置専務がKeePer LABO部門を話す形にしました。

 

特別利益は相当大きな額ですが、

それを得る過程での経費や、法人税30.4%がかかり、

約2/3になるのですが、いずれにしても大きな額、約43億円程度になります。

これを、株主還元など色々な使途に使うのですが、

会社の成長投資にも多く使います。

まず、新商品「DIAⅡKeePer」デビューにTVCMを大量に投下しました。

この「DIAⅡKeePer」は、KeePerの元祖「Diamond KeePer」の

19年ぶりの大進化であり、

その進化ぶりは、EXKeePer、Fresh KeePerを経て、

劇的な性能アップを実現していました。

 

これが、

少々沈滞気味であったガソリンスタンド業界主体のアフターマーケットの

カンフル剤になると確信していました。

 

ガソリンスタンド業界は、私自身の故郷でもあり、

ものすごい数の店舗がKeePer PRO SHOPとして活躍し、

その店頭に「KeePer PRO SHOP」の看板を数限りなく掲げてくれて、

「KeePer」のブランディングの主役となってくれました。

それ以上に、

それ以上に、

何万人、たぶん十万人以上の、お客様にKeePerを提供する技術者達が、

1台1台の車を、気持ちと技術を込めてキレイにして、

何百万、何千万人ものお客様の喜びと満足を造り出して

それを自らの喜びとし、

今のKeePerを創り出してくれました。

その彼らがカーボンニュートラルの潮流の中で

元気がなくなって行くのを、黙って見ている訳には行かない。

 

そんな思いが強かったところに、

お客様満足度が極めて高い新商品「DIAⅡKeePer」が出来て、

たまたま、

思わぬ大きな収入があった。

これはやるしかないと思って、

「DIAⅡKeePer」のTVスポットCMの1,200GRPもの集中投下をしました。

費用はすべてで約3億円。

その他にもアプリを造ったり、

経費であったりで全部合わせると約4億5千万円を使いました。

 

その効果があったと信じますが、

前月まで前年比”微減”が続いていたアフターマーケットが、

12月から、はっきりと前年比”増加”に転じています。

 

その費用は、販売管理費の中に組み入れられ

法人税の対象となる営業利益、経常利益を減らすことになります。

つまり税効果が、使った額✖30.4%もあるということです。

 

ところが、入ってきた「特別利益」は、

営業上の収入ではないので営業利益、さらに経常利益にも反映されず、

法人税の納税後の、

つまりPLの一番下の部分「純利益」にだけ反映されてくるのです。

すると、

会社の成績とも言える営業利益、経常利益の部分では、

販管費の一部として引かれ、

しかし、収入は、一番下の純益に記されるだけなので

「減益」という数字になります。

しかし「特別利益」の収入が大きいので、純利益だけは大きな数字になります。

ですから、会社はいつものように成長しているので、

売上そのものは上がっているので「増収」です。

だから、臨時収入によって使って費用を除けば「増収、増益」なのですが、

つまり会社の経営は間違いなく「増収、増益」であり

売上対営業利益比すら前年に比してプラスになっていますが、

しかし、

公式な開示の記載上は「増収、減益」であることになります。

さらに最後の純利益の部分にだけ特別利益が足されて、

ものすごく大きな数字になっているという、

滅多に見られない怪なる報告書となっている訳です。

 

これを、経理的に数字が並ぶ表から読み取れるかどうか。

事情を知っている私達でも戸惑ったしまうので、

事情を御存じない方ならば、なおさら

それを読みとれる取れる人は、案外少ないのではないかと心配です。

今までにIRをお受けした機関投資家の方は、読み取っていらっしゃいましたが。

 

 

一月は北国と北陸など日本海側が大雪。

しかし記録的な少雨で洗車がものすごく多く、

二月も大雪は続くが、

雨は降らず、やたらと洗車が多く

洗車が多いと単価は下がって、来店台数がすごく増えます。

それでも来店数が増えれば、KeePerを施工されることも増えて、

店舗は、活気づいています。

しかし、二月、

致命的に雪に弱い関東に雪が降って、

関東の土日一回分だけ壊滅的にご来店が減りました。

さらに、

新車を買う時にかかっていた「環境・・税」が4月から無くなるので、

今年に入ってからも新車の納車が遅れに遅れていて、

新車への高価格KeePerの施工が一二月とも伸びていないが(三月も?)

しかし、

相変わらず雨は降らず、やたらと洗車が多く

単価は下がり、来店台数が増えます。

するとリピートでKeePerを施工される方も増えて、

店舗は、活気づいています。

だから、一月、二月もそれなりに活気づいていますが、

いよいよの本番は「環境税」が無くなる4月です。

 

本来ならば、4月は「スプリングフェア」を行うのですが、

今年は、

「環境税撤廃」で、4月は新車の納車ラッシュが見込まれるし、

一月二月に雪が降っているので、

融雪剤除去のニーズが早目にやってくるので、

アンダーWASH全車無料の「スプリングフェア」を、

三月に繰り上げて実施しようかという計画に変更を検討しています。

 

それで、早速、こんなものを作ってみました。

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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