2026年03月19日(木曜日)
03.19..脱フッ素(脱PFAS)「ウィンドウ シリコン KeePer」
KeePerでは、十数年来、フロントガラスの撥水材に
「超撥水フッ素ガラス」を提供し、
強い撥水力と、高い耐久力で高評価をいただいてきました。
しかし、世の中の流れがより高い環境性能を求めるようになってきて
フロントガラスの撥水材にも、
脱フッ素が求められるようになってきました。
しかし、ガラスにはフッ素の持つ特性が非常に相性が良く、
強い結合力で、この上ない耐久力を発揮していました。
また、元々フッ素が持っている撥水力は、この製品特性にピッタリでした。
なので、環境性能に優れた製品を揃えてきたKeePerのケミカル群も、
このガラス撥水材だけは、
どうしても最後までフッ素から抜けられないできたのです。
※
しかし、そのフッ素ガラス撥水剤も完ぺきではなく、
フッ素が元々持っている摩擦係数の高さで滑りにくい性質があって、
ワイパーのビビリが出やすい特徴がありました。
ビビリは、特にワイパーを抑える力の強い欧州車によく見られ、
シリコンワイパーへの交換などでの対策が取られてきたものです。
いずれにしても、PFAS(有機フッ素)の毒性がクローズアップされ、
その不使用が求められるに従って、このガラス撥水材も脱フッ素が急がれ、
KeePerでも早い時期から研究開発とトライアルを繰り返してきて、やっと、
KeePerとして世に出せるレベルのシリコンガラス撥水材に行き着きました。
それを”LLsiG(ロングライフシリコンガラス)”と銘打って試用改善を繰り返し、
ここに至って、改善に一区切りをつけ
「ウィンドウシリコンKeePer」(3~5か月耐久)として正式にデビューさせます。
「ウィンドウシリコンKeePer」の特長と短所。
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特長1.ワイパーのビビリが改善(解消)する。
摩擦係数がフッ素に比べてはるかに低い。特に外車は劇的改善。
特長2.長寿命。
従来のシリコンタイプに比べ劇的に耐用性が上がった。
特長3.透明感が上がる。(すごく評判が良い)
ワイパーの当たる部分と当たらない部分の境目が限りなく無くなる。
特長4.環境性能が劇的に上がる。
PEAS(有機フッ素)を一切含んでいない。
短所1.フッ素タイプの撥水剤(6か月)に比べて耐久性が若干劣る。(3~5か月)
対策1.お客様に復元剤を手渡して安心していただく。DIY的利点が残る。
短所2.ワイパーが動く一拭き目が、一瞬、少し白く曇る。
これは既に既存のDIY用市販撥水剤と同じで、大半の人が慣れている。
短所3.二液性の為、施工に若干手間がかかる。(要・仕上げ材の使用)。
【参考】
以下にネットで調べたPFASに関わる記事を掲載します。
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PFASは発がん性やホルモンかく乱作用など、
人体にさまざまな影響を及ぼす可能性がある有機フッ素化合物です。
PFAS(Per- and Polyfluoroalkyl Substances)とは、
炭素とフッ素が結合した有機フッ素化合物の総称で、
約1万種類以上が存在します。
代表的なものにPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)や
PFOA(ペルフルオロオクタン酸)があり、防汚剤や撥水剤、
調理器具のコーティングなどに広く使用されてきました。
化学的に安定で分解されにくく、環境中に長期間残留する性質があります。
朝日新聞デジタル
健康への影響。 発がん性
PFASの一部は発がん性が指摘されています。
PFOAはIARC(国際がん研究機関)で
グループ1(ヒトに対して発がん性がある)に、
PFOSはグループ2B(ヒトに対して発がん性の可能性)に分類されています。
乳がん、腎臓がん、精巣がん、肝臓がん、甲状腺がんなどとの関連が
懸念されていますが、曝露量や経路によってリスクは異なります。
ホルモンかく乱作用
PFASは甲状腺ホルモンや性ホルモンの働きを阻害する可能性があり、
発育、心臓機能、生殖機能、自律神経、骨や筋肉の形成などに
影響を及ぼすおそれがあります。
ただし、現時点ではヒトへの影響について確実な結論は出ていません。
その他の影響
免疫系:抗体反応や免疫機能への影響が報告されています。
コレステロール値:
PFOSやPFOAの曝露で血中コレステロールが上昇する可能性があります。
生殖・発生毒性:胎児への影響も懸念されていますが、
十分なデータはまだありません。
体内動態
PFASは体内でゆっくり排泄されます。
PFOSは半減期が平均5.7年、PFOAは平均3.2年と報告されており、
主な曝露経路は食事です。
国内外の規制と安全基準
日本ではPFOS、PFOA、PFHxSが製造・使用の廃絶・制限対象となっています。
食品安全委員会は、PFOS・PFOAの**耐容一日摂取量(TDI)を
それぞれ20 ng/kg体重/日と設定し、
この量以下であれば健康への影響はないと推定しています。
欧州連合(EU)や米国でもPFASの使用制限や規制が進められています。
まとめ
PFASは環境中に残留しやすく、発がん性やホルモンかく乱作用、
免疫系への影響など、人体にさまざまなリスクをもたらす可能性があります。
現時点では曝露量や経路による影響の程度は明確ではありませんが、
国内外で規制や安全基準が設けられ、食品や水道水の管理が行われています。




