2020年10月01日(木曜日)
10.01.2020年9月のキーパーラボ運営事業の主観的報告
(前文)
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先に開示された情報が正しいものです。
9月のキーパーラボ運営事業の販売実績は、
直営全82店舗で前年同月の直営全80店舗に対して
117.7%の398,034千円であり、
既存80店舗の売上げは前年同月比115.3%の391,283千円となりました。
前年の9月は消費税の増税直前の月であり、
来店客数が前々年同月比143.3%と駆け込み需要が大きく、
今年の9月の来店客数はその前年に比べれば89.5%と大きく減ったのですが、
1台当りの販売平均単価が、前年比128.8%の15,072円/台と大幅に上げて、
販売実績が前年同月比117.7%の398,034千円と、大健闘したのです。
この大幅な単価アップは、
特に中部地方では降雨量前年比5倍以上の長雨によって、
単価の低い洗車の数が減ったことも要因にあります。
しかし来店台数が減少したにもかかわらず
何と言っても毎月台数の記録が伸びていくEXキーパーが370台も施工され、
売上げ53,200千円、全体に対して13.3%プラスの上乗せを果たし、
更にダイヤモンドキーパーシリーズが2,201台、
前年同月比107%と一番大きな伸び率を続けていることが、
売り上げ実績の伸びのすべてであると言って過言ではありません。
とはいうものの、
西日本の一部、
安城店、豊田店、刈谷店、岡崎店、半田店、大府店など三河地区の店舗
鈴鹿店、鈴鹿玉垣店などで前年を著しく割り込んだ店舗もあります。
これらの店舗は、いずれも一定の地域に集まっており、
自動車組み立て工場や大型協力工場が密集する自動車産業の中心地域にあり、
共通して来店客数が大きく減っていることを訴えます。
販売単価も上がっていません。
コロナ禍で新車販売が大きく落ち込んだ影が、
今しばらく残っているのかもしれません。
しかし、このような状況でジタバタしても何も解決するものではなく、
それぞれの店には「大掃除」を奨励しています。
10月から12月にかけての奮闘を誓うところです。