谷 好通コラム

2017年11月12日(日曜日)

11.12.#37はSGT・2017年シリーズチャンピオンなりました。

最終のもてぎ戦、
昨日の予選、我が#37は3位。
シリーズポイント3位の#24 MOTUL GT-Rが予選1位で、
シリーズポイント2位の#6 WAKO LEXUS LC500が予選2位。
これは微妙な結果であった。
しかしポイントの関係で#24または#6がトップを取っても、
#37は決勝で2位以上を確保すれば2017年チャンピオンになれる。
これは作戦も色々考えられて、
いろんなケースが想定される。

 

しかし、#37は奇策なしの正攻法で行き、
#6がずっこけた間に
圧倒的な予選タイムであった#24は、
結果として53周の決勝戦をトップで走り通し、
しかし2位の#37とは、わずか7秒差であった。

 

つまり#37は、
見事に2017年のシーズンチャンピオンに輝いたのです。
これは信じがたいほど凄いことです。
人生に一度あるかどうかの大事です。
しかし、ピットの中のモニターを見ていると、
なかなか実感として湧いてきません。

 

来シーズンの#37は、
チャンピオンナンバー”#1”になります。

 

しかし、たくさんの人の
「おめでとうございます。」の祝意をもった握手と言葉を受けている内に、
自分が思っていた以上に嬉しさがこみ上げてきて、
うっかり涙ぐむところでした。
この嬉しさを言葉では表現できません。

 

今日のレースを応援に来てくれた人達。

 

 

米国製F-16を日本用に改造したF2が、アトラクションとして飛んできた。
おかげて私は初めてF2を見ることができた。

 

 

何か吹っ切れた感じの平川亮選手。

 

 

#37がスタートしてからのピットの様子。

 

 

50周以上走ってもう2位=チャンピオン決定の頃のパドックの様子。

 

 

#37が返ってくるのを待つピット前。

 

 

お孫さんにステッカーを着けられてもご機嫌の関谷監督、

 

 

大切な人から嬉しい祝意をいただく。

 

LEXUS君と握手。でも目線はその先に、

 

 

その先にはこんな絵が・・

 

 

#37を専属して1年間面倒を見てくれた小枝(さえだ)チーフエンジニア。

 

 

チャンピオンインタビューに答える平川亮・23才

 

 

相棒の“ニック・キャシディ”ニュージーランド・23才。

 

 

史上最年少コンビのSGTシリーズチャンピオンでした。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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