2017年11月07日(火曜日)
11.07.大阪へ三度目の電子顕微鏡写真挑戦、夜、広島へ
大阪には製品の実験データを取りに行きます。
目的の一つ目はダイヤモンドキーパーの被膜の断面の写真。
一般のボディガラスコートはポリシラザン系であり、
その膜の硬さ故にナノ単位のごく薄い膜にしないと割れ剥がれてしまうので
とてもその膜の断面の写真など撮れるものではなかったのですが
ダイヤモンドキーパーの被膜は、
ガラスつまりSiO2の結合を制限的にコントロールして、
塗装の伸縮に同調できるような柔軟性を持たせてあるので、
かなりの厚みを持たせることが出来ます。
だからその断面の写真も容易に撮れると思っていたのですが、
その柔軟性が仇になって、
切断時にキレイに断面を出せず、
思ったような断面写真(電子顕微鏡写真)が撮れないので、
今日は三回目のチャレンジです。
論理的には解っていて、
実際に社会で活躍している製品でも、
それを「なるほど」と目で見て判るような写真にするには
ただ単に拡大すればいいものではなく、色々な工夫が必要なのです。
ダイヤモンドキーパーの被膜を造った何十枚ものテストプレートを持って
増田製品開発部長と一緒に解析センターに向かいます。
緊張感を持っていい仕事が出来るような予感がします。
この仕事が終わったら、
明日開店、広島市内初の「キーパー LABO広島長楽寺店」を見る為に
大阪から新幹線で広島に行きます。
広島での夜は、久しぶりの「大福のお好み焼き」をみんなで食べましょう。
開店を待つ【キーパーLABO広島長楽寺店】※現地から矢島部長が送ってきた写真
もう、秋ですね。