2017年10月06日(金曜日)
10.06.質実剛健の会社の50周年
やたらと目を大きく見せたり、鼻を高くしたり、
美容整形手術の今の技術は凄いので、きっと色んなことが出来るのだろうけど、
本当は目が大きくないのに、脂肪を抜いたり、二重瞼に手術して
実際より目が大きく見えるように手術すると、
年取ってきた時にどんなふうになるのでしょう。
きっと不自然極まりない顔になるのではないでしょうか。
しかし、”いかにも”と言う人をあまり見たことがないので、
そんな心配は全くないのかもしれません。
でも、目をちょっと大きく見せたいばかりに、
あるいは鼻を高く見せたいばかりに
自分の家族や、自分をよく知っている人を、
ずっと、だまし続けることの意味が私には解りません。
あるいは逆にそれを自慢する人がいるとしたら、
私はそういう人と付き合いたくありません
その人は嘘がばれることを恐れてビクビクして生きるのだろうか。
それでも自分を愛した人と結婚して、
子供が出来たら、
その子供の顔が手術”前”の自分に似ていることを恐れて
ビクビクするのだろうか。。
たとえば、
自分で稼いだ金でもないのに、
人を裏切って得た金で
社会の為には全く役に立たない会社を作るだけ作って、
社長の名刺をひけらかし、
女にもてたいために
金持ちに見られたいが為に、
高い時計をはめて、高級な服を着て、
ブラックカードを持って嘘ばかりついて暮らす人生は、空しい。
言えないことをいっぱい背負って、
見栄だけの人生は、心が貧しい。
自分についての本当のことを言えない人は、いつも心が貧しい。
私は今日、50周年を迎える会社のパーティーに出席します。
その会社は、見栄などかなぐり捨てて
見事なまでに質素、質実剛健を本文として
堅実な経営を営まれてきた。
私が尊敬する会社の一つです。
金に目がくらんで、
恩を仇で返す心の貧しい人もいる世の中で、
質実剛健を具現化し
こんな素晴らしい会社も、元気で存在していることも、
経営者の後輩として、励みになります。