2020年09月06日(日曜日)
9.06.小ミミはチーちゃんが大好きなんだそうです。
多分2才の鯖(さば)トラ毛メスの小ミミは、
15才の老猫茶トラ毛メスのチーちゃんに、不意に抱き着くことがよくあって、
チーちゃんはびっくりするのか、
嫌がって「シャー」と威嚇の声を出して、逃げようとします。
時には反撃して本気で怒っています。
そんなに怒られても、
小ミミはしつこくはないのですが、
一日に何回かは、チーちゃんに抱き着いて行って怒られています。
小ミミに懲りる様子はありません。
私はそのたびに「小ミミっ !やめなさい」と大きな声で叫び、
手で小ミミをどかすと、小ミミは転げるように逃げていきます。
その格好がおかしくて、哀れで、それ以上は叱ったりはしません。
しかしどんなことがあっても、
小ミミはいつものポーカーフェイスでマイペースです。
最近では、2才犬のトイプードル黒毛のリンダにも抱き着いています。
リンダの場合は、
抱き着かれても、
まったく怒ることなくじゃれあったり、
時には、そのまま寝てしまうこともあります。
犬と猫の違いがあっても、
小ミミもリンダも子供だという共通項が優先して、
なんでも遊びで済ませてジャレておしまいという事なのでしょうか。
チーちゃんも小ミミが抱き着いてくるのを許すことはありませんが、
それほど毛嫌いしている様子もありません。
先日、連れ合いがいつもの動物病院のお母さん先生に聞きました。
「小ミミがチーちゃんに怒られても抱き着いていくのはなぜでしょうね?」
そうしたらお母さん先生は、
「小ミミはチーちゃんが大好きで、大好きで、たまらず抱き着くんだよ。」
と、教えてくれました。
そうか、小ミミはチーちゃんが大好きだったんだ。大好きなんだ。
リンダの事も好きで抱き着いて、一緒に寝てしまっていたんだ。
しかし、
それにして、あれだけ嫌われても、叱られても、
なお、チーちゃんを大好きであり続ける小ミミは、立派だなぁと思いまいした。
私なんかより、よっぽど立派です。
老猫チーちゃんは、一人が好きみたいです。
リンダは抱き着かれてもそのまま寝てしまいます。
本当に抱き着いたまま寝てしまいます。