2020年08月26日(水曜日)
8.26.みんなで灼熱ブースを解決する為に
昨日から私はずっと会議室で、連続していくつもの会議に出席していました。
今、この会社では、大切な事を企画したり、作り上げていく時、
一人で集中的にやってしまったり
そのことに精通した小人数で作り上げて行かずに、
出来るだけ関係する多くの人を集めて、
たくさんの話し合いをもって作り上げていくようにしています。
スピードや効率を考えれば、
出来るだけ少人数で効率的に作り上げていくべきだが、
出来るだけ大人数で話し合いながら作っていくと、
みんなが考えるようになって、
さらに、考えた行動が出来るようになります。
すると、
人の命令でやらされるだけの、
させられ人間ばかりの組織になってしまうのを防げる。はずだ。
かつては、
何でもかんでもの事に自分が首を出して、口を出し、牛耳って、
すべてのことを自分の思い通りに動かして、
その方が、首尾一貫しているし、速く、
物事がスムーズに行くと考え、その通りだった。
しかし、いつまでもそんなことが出来る訳がないので、
どのように引き継いでいこうかと思い悩んだ時期があった。
だから、この会社では、
何かを進めるにあたって、できるだけ、関わる人を増やして、
何でもみんなでやっていって、“出来る人”を見つけることと、
みんなでやる事によって、
意外と質の高い決定が下せるようになって、
それぞれの行動の質が上がることがある。
それに、行動の目的と動機を全体の一人一人が共有することになって、
物事が意外と速く進み、質の高い結果を得ることが出来ることがある。
なんでも、ある程度の人数でみんなでやって行く習慣を持つと、
ひょっとすると一番良く引き継げるのかもしれないと思い始めて、
そうして行って、何か、うまく行っているように思えている。
昨日は「コーティングブースが灼熱になっている」と手を挙げた店の店長が
中部の店長が11人、関東の店長が電話の向こうで5人、
店舗部の者全員と集まって、
一軒一軒、どのように解決していくかを2時間話し合って、
すべての店舗に対して、
それぞれの解決策を見つけ、進めて行くことを決めた。
一番多くの店舗が、
先日、断熱材と天井を追加工事で着けて、
41℃から30℃に劇的に温度を下げた安城店と同じ工事をすることになった。
またある店たちは、西日を遮るミラーフィルムを貼ることになって、
ある店たちは「庇(ひさし)」を装着することになり、
高過ぎる天井の熱気を抜く為の工場用の大型換気扇取付けの店も何軒かある。
しかし、
結局、いい解決策がその場では見つからなかったのは世田谷店で、
その世田谷店が一番高い温度まで上がる灼熱の職場であったのだが、
効果的と思われる方法が見つからなかった。
それでとりあえず、西日がきつい環八沿いの巨大なガラスに、フィルムは貼る。
しかし、それだけではとても解決しそうにないので、
いっそのこと今の建物を一宮店の様に全天候型に建て替えてしまうかどうか、
一年以内に結論を出すしかない。
出来上がったLABO一宮店
しかし、みんなで集まって、いっぺんに話し合って、解決策を出したので、
結果的に早く、速く、ほとんどすべてのことが決められて良かった。
昨日は、他のテーマで2つの会議があり、何人かが集まってテーマを進めた。
今日は、昼からずって商品プラン会議で、
たくさんの事が一挙に進んで、今年の後半は新商品で賑やかになる。
この会社がより大きく成長しながら、
世代交代を果たしていくには、
何でもかんでも、みんなでガヤガヤと決め、
みんなで一緒に進めて行くのが、一番良さそうだ。
一宮店のオープンチラシもみんなで造った。