2017年04月06日(木曜日)
4.06.全国トップなのに予算にマイナスペースの札幌店?
昨日、キーパー技術コンテスト北海道決定戦を見ました。
それが終わって、片付けも終わったのは午後6時半過ぎ。
私はその間、賀来常務と東日本LABOの新人配置について相談を受けて、
取りあえずの決定を承認して、仕事はそこまでです。
しかし、
この決定戦は出場者が41名と多く、
競技そのものも3班に分けて行われたのですが、
採点者も多く必要で、仙台、東京、横浜、名古屋の営業所から、
10人くらいのインストラクターが飛行機で北海道に入っていたのですが、
明日もそれぞれに決定戦の予定を持っており、
夜9時の千歳発最終便で羽田空港、中部空港へ飛び立つべく、
千歳空港に走って行きました。
すごいハードスケジュールです。
こんなのが何日も続くと聞きました。
若いころの私でもこんな無茶苦茶なスケジュールは滅多にやりませんでした。
予選を勝ち抜いてきた選手の皆さんが待っているからと、
自分が必要とされ、役に立っていることが彼らのモチベーションなのでしょう。
頭が下がる思いです。
それはそれとして、
私は札幌駅前のホテル近くに「かっぽうぎ」という安い居酒屋があるので、
札幌営業所のメンバーを誘って晩ごはんを食べに行きました。
(明日のために、みんな車なので本当にごはんとおかずだけ)
みんな無理して私の食事付き合ってくれました。本当にありがとう。
瀧澤所長、千葉主任、川上主任。
次の朝、キーパーLABO札幌店に行きました。
近藤店長は5人の新入社員の本格的な技術研修のためトレセンに行っていて
今日一日いないそうです。
今の時期は技術コンテストと新入生研修の同時進行で大変です。
しかも、
キーパーLABO札幌店は、もう一つとんでもないことがあるのです。
「春の大需要」がこの四月と五月に押し寄せて、
毎日のように10時過ぎまでの作業が続くのです。
東京からの応援も入っています。
今は去年年末のキーパーLABO足立店がLABOの単月記録を持っていますが、
それまでは、
去年の四月、春の大需要で、キーパーLABO札幌店が記録を持っていました。
雪国の春は、東京の23区内の大型店を越すような大需要があるのです。
それをキーパーLABO札幌店は見事に実現しているのです。
そのことは知っていたのですが、
朝、送ってくる全店の実績日報主計表で、
4月5日現在、キーパーLABO札幌店が全店の首位に立っていました。
それを確認した上で、
それぞれが自主的に出している予算のペース表示が赤字になっています。
前年比はちょうど100%で去年と同じペースのスタートです。
なのに、予算ペースには約30万円遅れていると出ている。
変だなぁと思って札幌営業所の瀧澤所長に聞いたら、
「予算を1,600万円で組んでいるので、前半のこのペースはまだ遅いです。」
と涼しい顔で言う。
私が「なんでそんな馬鹿でかい予算を組んだのか。」と聞くと、
瀧澤「去年も1600万円行きましたから・・。」と、むしろ不思議そうに言う。
予算は会社に対する約束であって、給料にも関わってくる。
昨年は苦労に苦労を重ねて予算を超え、前年比の大きく伸ばして出た数字です。
その数字を今年は「約束=予算」で出してきたのは、
私からするとムチャな予算であると思えるのですが、
みんなで決めたたことで、支社長の同意も得ているそうだ。
私は少し絶句した。
昨年の春、出した1600万円の記録は、
努力もそうだが、かなり無理をして出た数字だ。
会社に対する約束である予算は、
それを下回っていても全く文句を言うものではないが、
キーパーLABO札幌店のみんなは、それを突破することを約束してきた。
これを何と言おうか、私は絶句するだけです。
単月の売り上げ記録は、
昨年12月、キーパーLABO足立店が1,940万と爆発的な実績を出していて、
ハードの面から見てもキーパーラボ札幌店では無理だろう。
だから、
「新記録を作るんだっ」というモチベーションはない。
とすると、
たくさんのお客様の期待に応えて、喜んでいただくという働き甲斐が、
キーパーLABO札幌店のみんなの原動力になるのだろうか。
人から必要とされ、役に立つことは、大きな力になるのですね。
仕事の手際良さは天下一品、藤井工場長
ヘアースタイルが変わっていた一級技術資格尾崎スタッフ。
三人の子持ちの青山チーフ。
さわやかさ一番一級技術資格吉田スタッフ。
昨年11月入社の一級技術資格千葉スタッフ
「融雪剤落とします。」はストレートでいいですね。
キャパシティオーバー気味のLABO札幌店に、
初めてニケ目の相棒が作られています。
5月中旬にオープン新店、「キーパーラボ手稲店」
図面で見ているよりずいぶん大きな店舗になります。
手稲店の目の前の「豚丼」がすっごくおいしい。
ほとんど雪が解け南側斜面はもう乾いていますが、
北側斜面は、まだしっかりと雪が残っています。
太陽の力ってすごいですね。
この日、一日付き合ってくれた瀧澤所長。力のある男です。
上空は雲が厚くかかっていて、南アルプスは見えても、
その向こうにあるはずの富士山が見えません。