2017年03月31日(金曜日)
3.31.春です。1年ぶりの共同テストが新鮮でした。
三月も末になって来て、
気温も上がり、いよいよ春を感じます。
昨年四月にドイツ・ノイブルグのSONAXに開発部の連中と行き、
SONAXの新しいデカイ開発室で、共同開発の仕事をしました。
その前月の三月には東証一部への市場変更、上場を果たし、
その報告もかねてドイツへ行ったのです。
あれ以来、
目が回るほどの忙しさで、
自分がドイツに行ったり、ドイツからDr.ピッチを呼んだりして、
SONAXとKeePerの共同開発、共同テストをやっていませんでした。
年三回~四回はドイツ⇔日本を行ったり来たりして、
新製品、新企画の開発を続けてきましたが、
それをしない期間が一年近くも続いたのは、初めてです。
しかし、その間にも、
新しいアイデアや、開発の必要性は発生していて、
それが貯まりに貯まって、まとめてみたら、8項目にもなっていて、
いい加減にしないとイカンと思って、
しかし私にまとまった時間、せめて5日間のドイツへの出張は不可能で、
急遽、呼び寄せた形になりました。
いつものように、こちらからの提案と実験と議論が朝から続き、
まるまる一日かかっても一向に8項目すべてに結論が出るわけもなく、
私は夕刻、どうしても外せない用件があって、
開発現場から去りました。
後ろ髪を引かれ、泣きたいような気持を振り切り、
我らが開発スタッフにゆだねて、
どうしても果たさねばならない用件に、その場を去ったのです。
約一年ぶりの開発の仕事、SONAX、Dr.ピッチとの議論は、
エキサイティングであり、新鮮でした。
また本格的な開発が始まりました。
何が出来上がるか。
いつものように、構想が実現する活動が、ドイツと日本で同時に始まりました。
すでに何百種類と貯まった渾身のサンプルの山がまた増えていきます。
私はやっぱり、
新しい構想を実現るように商品(技術)開発、が一番好きなのかもしれません。
桜の花が咲く直前、今年一番のエキサイティングな日でした。