2001年05月24日(木曜日)

第122話 覆面パトカー

今日は、静岡県藤枝市での第3回静岡ワンデースクール
30名以上の方に熱心に参加していただいた
このスクールを主宰する鈴木さんとは、もう10年のお付き合い
知り合った頃は
若い女の子を見ると自然に目線が追う若者であった
今は我が息子の自慢話に花が咲く良きお父さん
時間の威力とはすごいもの
彼もたくましくなった

 

東名高速で
朝早く会場に向かった
会場に行くには焼津インターチェンジで降りる

 

その1つ手前の吉田インターに差し掛かった時
私はかなりのスピードを出し、追い越し車線を走っていた
その時不意に
走行車線を走っているグレーのセドリックに気がついた

 

平成9年式ぐらい
4ドア
トランクには太短い黒アンテナ
フェンダーミラー
異様に綺麗なボディー
2人乗っている、両名とも男
なんと、ルームミラーが2つ付いている

 

フルブレーキ!
一瞬ABSがｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘッと効いた
なんとか追い越さずに
後ろに着いた
案の定、88ナンバー

 

恐ろしき覆面パトカーである
ホッとし、ずっと後ろについて走る、チョッと心臓ドキドキ

 

目的の焼津インターで降りようとしたら
覆面パトも降りる
インター降りて左折しようとしたら
覆面パトも左折
今度は1号線を左折しようとしたら
覆面パトも左折する

 

これではまるっきり連行されているみたい
別に何も言ってこないので、ただの偶然とは思いつつも
チョッと勘弁してよ、のモード
約15分の併走の後
目的の会場に入った時には、さすがに覆面パトはそのまま行ってしまった

 

別に別に・・・・
どおってことない出来事であったが・・・
なぜか心臓ドキドキしてしまった

 

※
去年の正月3日
名神の大津インターを過ぎた頃、3車線の高速道路を走っていた
後ろに白のスカイラインがついて来た
チョッといやな予感がして
スピードを落とした
そして、何度も何度もルームミラーを覗いて様子を見た

 

天井のふくらみは無い
ドアミラー
よく見ても若い男性が一人乗っているだけ
3ナンバー
後ろのアンテナは見えない

 

これは違うなと思って、ぐんとアクセルを踏んだ
一気に加速
とっ、ついてくる!
「やるじゃん」とっ思った瞬間

 

スカイラインの天井から、ちっぽけな赤いものがフット出た
同時に、鋭い赤光が
「アチャーッ」
その姿はどう見ても覆面パト
そしたら
助手席から、ムクッと人間が現れた
“シートを倒していたのだ!”
しかもあの覆面パトは、わざわざ3ナンバーにしていたのだ

 

観念して、後ろからついて行った

 

近くのインターの料金所脇で車を止め、覆面パトから若い隊員が降りてきた
開口一番
「大丈夫ですよ～っ」
「加速する前に測定しましたから」
「38キロですからねー」
加速する前で38キロオーバー
加速した後なら、○○キロオーバーで?0日免停はかたかった

 

思わず満面の笑顔で言ってしまった
「あっりがとうございまーす」
免停は無い
早速、素直に切符切り

 

あれから約1年半
久しぶりにじっくりと覆面パトを見た

 

よっぽど写真を撮ろうかと思ったが
さすがに撮れなかった
(だから今日は写真無しでス)

 

今日のスクール、もちろん何事も無かったかのように
いつものように熱く務めたのは言うまでも無い

 

私は安・全・運・転で
25年以上完璧な無事故
しかしスピードだけは、私は少し病気かも知れない
反省、反省

 

明日は、今日新発売の画期的な新商品について、チョッとだけ書きたいと思っています

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