2002年04月21日(日曜日)
402話 休日オムニバス
※今日は朝から雨であった
何の予定も入っていない日曜日を前に
土曜日の昨日は、夜、なかなか寝付けなかった
ただ単に、一生懸命寝なくてはと思わなくても良かったので
夜更かしをしてしまっただけ
寝過ぎて、朝8時近くに起きて、布団の中で「雨の音」を聞いた
快洗隊は今月、最悪である
土日に絡んで必ず雨に降られている
快洗Bossを導入して効率化に成功しているのに
前年同月の約400万円を、確実に下回りそうである
下手すると300万円前半か
なのに私は、実は、個人的には、雨が大好きなのだ
雨の日の朝、布団の中で「ポツ、ポツ、ポッ」と雨の音が聞こえると
反射的にホッとする
現役生活が25年以上あって
雨の日と、晴れの日では
つまり、洗車が有るのと、無いのでは
肉体的な疲労が、桁違いに違うことを体が覚えてしまっており
それに反応してしまうのだろう
朝、布団の中で雨の音を聞くと、快洗隊の連中には悪いのだが
ホッとする体になっている
※テーマ「普通の休日をやる」
私は休日をとっても
レースの練習に行ったりと、激しく動いてしまう
そろそろそんな事ばかりではいけないと思い
テーマを作った
「のんびりした普通の休日の実践」
先々週の日曜日は行楽地に行って、「行楽」をやって見たので
今週は、朝方チョッと仕事をしてから
巨大戦艦「イオン」で、「施設レジャー」をやって見た
まず
「ゲームセンター」
最初のゲーム
百円入れて、クレーンを動かして景品を落とすやつ
これは、四百円使って、ちびたプラスチックのおもちゃを2つ取れただけ
馬鹿馬鹿しい
たった四百円ではあったが、こんなに口惜しいと思った事は久振りである
次に
“襲ってくるゾンビ”を、ピストルで撃ち殺すゲーム
だが、ゾンビを撃ち殺すたびに
気持ち悪い“緑の血”が飛び散るので
いちいち気持ち悪がっていたら
あっという間に、自分がゾンビにやられてしまって
ケームが30秒も持たなかった
何回もやれば慣れるかもしれないと思って、3回ほどやってみたが
やっぱり気持ち悪くて、4回目をやる気にはなれなかった
次に
ゲーム機が一番たくさんあった「公道レースもの」
「湾岸線ナントカ・カントカ・バトル」というすごいもの
私は国内A級ライセンスを持っていて
仮にも現役のレースドライバーである
当然「超弩級」をセレクト
満々の自信を持ってスタートしたが、3秒ごとに衝突し、お話しにならなかった
体感の無いまま、視覚だけでの操縦は出来ない
実際のサーキットを走るほうが絶対に簡単である
ケームオーバーのあとの採点は
「あなたは、車を運転する資格がありません」と来た
ほっとけ、バカヤローである
次に
「飛行機の操縦もの」
F-15イーグルを操縦して、ミサイル、20ミリバルカン砲で
テロリストの基地を攻撃するというゲーム
飛行機も私は好きである
飛行機を飛ばすには何をどう動かせばいいのか、理屈だけは知っている
しかし
先ほどの公道レースものでの失敗で、私は慎重になっていた
「初心者向け・訓練コース」をとりあえず選んだ
最初の上昇訓練は簡単であった、操縦桿を手前に引くだけ
2番目の旋回訓練も、ヨタヨタっとしたが、とりあえずOK
3番目のミサイル発射訓練は、半分ぐらいで駄目になってしまった
そうしたら
「何をやっているんだ、もうイイ、先に進む!」と、ゲーム機の教官が怒鳴った
4番目はバルカン砲の発射訓練
先ほどの教官の、突然の非難の怒鳴り声に傷ついた私は、もうメロメロで
すぐに
「ダメだ!話にならない」と
ゲーム機の教官に、また怒鳴られた
後ろで見ていたアベックがゲラゲラと笑っている
その頃には、私のプライドはすでにズタズタのボロボロあった
「ゲームがおかしいんだよ」と、ブツブツ言いながら
あとから来た子供(ニクったらしそうなガキ)がそのゲームをやるのを見ていたら
イヤ~~~~見事なものであった
ゲーム機の教官も
「なかなか、やるじゃないか!」などと、えらいホメている
私には、ゲームの才能はない!
私は、ちょっとやそっとではあきらめないネバーギブアップおじさんだが
ゲームだけは、もう2度とやる気にはなれない
これは結論である
※「ナントカという家電屋」に行った
電気製品は、はるか昔は欲しいものだらけであったが
なぜか今は、何も欲しいと思っていない
見れば少しは欲しくなるかとも思ったが、何を見ても、何も欲しいと思わなかった
そのうちに
テレビでDVDをデモしていて、しかも音響効果を出すデモも同時にやっていた
車を盗むプロの映画で、題名は忘れたが
そのデモ機の前に椅子に座って、見ていたら、そのうちハマってしまい
そのまま1時間以上見てしまった
見終わったとき、店の人が製品の説明をしに来た
映画には、ついハマってしまったが
DVDも、テレビ用の迫力音響機器も、欲しいとは思っていなかったので
説明を聞くのが大変面倒であったが
1時間以上も見せていただいた手前
熱心に聴かせていただいたのだった
そして最後は「う~~ん、考えさせていただきます」と言いつつ
名残惜しそうに、その場を去ったのであった
※映画鑑賞。
「イオン」にはイオンシネマというすばらしい映画館の集りがある
先ほどの電気屋さんで中途半端に映画を観たので
やっぱり、ちゃんと観たくなって、映画館に行くことにしたのだ
「光の旅人」というアメリカ映画を見た
この映画は良かった
「A.I」以来の久しぶりに良かった映画であった
この映画は
観ている間より、観おわってから、いろいろ考えているうちに
意味が分かってくる不思議な映画であった
調子に乗って
「白い犬」という日本映画も観てしまった
仲代達也主演で
最後のシーンでは、ジーンときて、涙が出た
どうも日本映画は、「ポッポや」以来、「ホタル」もそうだが
最後の1シーンで、「泣かしたろ」という意志を持ったパターンの
ストーリーにハマっているようだ
今週の体験、「施設レジャー」の1日は、なかなかのものであった
しかし、1年に1回か、2回ぐらいでいいな
疲れました
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