2002年08月23日(金曜日)

501話 上海レポート?

今、上海に来ている

 

今日で、2日目が終わった
すでに、くたびれモードで入ってしまっている
特に今日はハードであった

 

昨日、朝10時のJAL上海直行便に乗ってきたのだが
名古屋空港は、信じられないほど混んでいて
びっくりした
盆明けなので、ガランとした空港を想像していたのだ
お盆の間、働いていたサービス業の人が集中したのかもしれない
いずれにしても、飛行機もほぼ満席だったのだ

 

上海までは2時間20分、近い!
我が記念すべき「コラム500話」を書いている間に、着いてしまった
早い!
上海は、十分に出張範囲である

 

時差は1時間、時計を1時間戻す

 

上海には2つ飛行場があり
私達が着いたのは新しい方で
上海市内まで車で1時間ほどのところにある

 

今回は、安いパックツアーに便乗した形でチケットを取った関係で
空港から市内のホテルまで
“ガイドさん”付きで送迎があったのだ
そのガイドさんが
無茶可愛い人で
ラッキーであった!
しかし
ラッキーであっただけで
私達のフリープランは、当然、市内案内も何もなし
ホテルチェックインまでで
サヨナラ
しかも、帰りのお迎えは、他の人で男の人が来るという
だからどうだ、と言う訳ではないが
妙に残念であった

 

 

1日目は、夕方に
東京で縁があり、今回上海に来るきっかけとなった“頼さん”と
晩飯を食べる予定が立ててあっただけ

 

ちょっと一休みをしたあと
頼さんとホテルで落ち合った
彼とは、東京で一度会っただけで
あとは上海に帰った彼と
インターネットでやり取りをして、すべての予定を進めた

 

今回もちょっと不安があったけど
ちゃんと会えた
メールでのやり取りは、全く、たいしたものである

 

彼は、食事に行く前に
ちょっと自分の家に寄って、お茶を飲んでいってくれと言う
喜んでお邪魔をした

 

 

そこで、たくさんの話をして
彼のお姉さんのご亭主に挨拶をして、食事
上海料理の高級レストランであった
こちらから4人
それに頼さん
全部で5人、大変美味しい上海料理を腹いっばい食べて飲んで
4百7十元であった、日本円で約6,000円
目まいがしそうに、安い!
あまりの美味さに、写真を撮るのを忘れてしまった(*^。^*)

 

とりあえず順調な滑り出し
酔っ払った頭で、明日からの細かい打ち合わせをして、1日目が終わった

 

私は、上海は3回目で
20年ほど前に1回
3年ほど前に1回、そして今回が3回目である

 

20年ほど前に来た時
上海の夜は、全くネオンも無く、暗かった
やたらに響く車のクラクションが異様で、怖い印象を覚えている
3年前も
上海は大発展をして、すさまじい勢いでビルが建ち
20年前とはまったく別の都市に変わっていたが
重い印象が残っていた

 

それが今回は
共産主義国の印象が、ことごとく払拭され
20年前と3年前のギャップ以上に
3年前と今回のギャップの方が大きいと、そんな気がしたほど
変わっていた

 

 

中国もまた、インターネットがすごい勢いで普及しているという
インターネットは
電話線を海外と繋いでいる以上、止めることが出来ない
制限することも出来ない
権力構造に都合のいい情報だけを、選別して流すわけにも行かない
電話線を繋いでいる以上
無制限に、そのままの情報を
自国民に提供することになる

 

権力は
国外との電話線を、切断して
鎖国を張るか

 

国外との電話線を繋いで
インターネットが使え、すべての情報が入ってくることを容認するか

 

1か0
全てか無か
オール オワ ナッシング
デジタルな選択をしなくてはならない

 

インターネットの出現で
権力は、情報の選択規制が出来なくなったのだ

 

そして
中国は開放を選択した
すさまじい、情報が流入し
それと同時に、経済を開放したら
上海は、びっくりするような変貌を果たしてしまった
20年前の面影は全く無い
3年前ともびっくりするほど変わってしまった

 

 

今日の出来事
ホントは、今日書かねばならないのだが
とりあえず、明日の朝の早起きに賭けよう

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