谷好通コラム

2002年08月27日(火曜日)

上海の話がずっと続いたので
ちょっと一服

ただいま昼休み

今、私の机の目の前に水槽がデンと置いてある
水槽だけど
中に、ミズは入っていない
入っているのはネズミ

私たちが上海に出かける前日
Mが
倉庫の小部屋(カート部屋と呼ばれている)で
帰国後の仕事の準備をしていたら
床をチョコチョコ動くものを見つけた

Mが捕まえて見たら
とっても小さなネズミである

後ろ足が妙に長くて
ピョンピョン跳ぶ

使っていない水槽に、新聞紙とか、藁を入れてインスタント飼育場所を作った

そして、翌日上海に発ったのだ
向こうに行ってしまえば、もう仕事のことで
ネズミのことなどは、すっかり忘れていた

翌日
国際電話で事務所に電話をしたら
「ネズミ、あと4匹捕まえた」と言う
計5匹

上海から帰ってくるまでに2匹が死んだが
あと3匹は元気で
今も水槽の中で走り回っている

こいつらは何者か?
心当たりはある

最近、ドイツから船便で大量の荷物が届いているのだ
このネズミ達
ドイツからの密航者?

心ワクワクするではないか

はるか地球の裏側
数千キロ、あるいは一万キロ以上離れた
ドイツ・ハンブルク港から
一ヶ月以上かかって、やってきた小さな密航者
なんと言う名前の種類であろうか

しかし
このネズミ
3日間見ていたら、少し大きくなったような気がする

ただのネズミ、日本の家ネズミの子供か?
大きくなったら、そういうことになる

この大きさのままなら、普通のネズミの子ではないのかもしれないし・・
ドイツからの密航者?
ただのネズミの子?

しかし
ネズミが入ったこの水槽
何故、私の机の前にあるのか

置くところが無かったから、だそうだ

置くところが無いから
社長の机の前に、ネズミの水槽が置いてある!

なんと、常識はずれな事と思うなかれ
私は、チョロチョロ出てくるネズミを眺めながら
ご機嫌なのである

私はこんな会社が大好きである