2002年09月02日(月曜日)

508話 文字が重くなる

最近のグリットコラムが面白い

 

文章がリズミカルで
分かりやすくて

 

しかも
その中に、うれしさとか
のんびりした気持ちとか
ほのぼのとした
書いている文字の間に“気持ち”が
自然に入っている

 

実にいい文章だ
きっと仕事での文章も
軽快でいいものが書けているに違いない

 

 

私は・・・
このところ
文字が重くなっている

 

書いている本人が、よく分かるのだ

 

文字が軽い時は
1ページや2ページぐらい
一度もつっかえずに
一気に書けてしまう
そんな時の文書は、あとで、自分で読んでも
楽しく読める

 

今日のこの文章もそうだが
最近は
一気に書けなくなっているのだ

 

書いても
何度か消して
かなりの回数書き直しながら書いている

 

軽い時は
頭に文書が浮かんでくる前に
言葉が次々と出てきて
自然に
滑らかな文章が出来上がる

 

今は
ダメだ

 

つっかえながら
書き直しながら書いた文章は
どこか、ゴツゴツしていて

 

あとから、読み直しても
滑らかに読めない

 

スランプだ

 

別に、私は物書きではないので
スランプになったって
即、生活に困るわけではないが

 

結構、苦しいのだ

 

原因は、上海
いっぺんにたくさん書き過ぎてしまった・・

 

あの何日間が、あまりにもエキサイティングで
刺激に身を任せて
書きまくったら

 

日本に帰ってきて
毎日の何気ないことに
気持ちを込めることが出来なくなってしまったのか

 

イカン、イカン
私は、刺激に中毒になっている

 

今日は一日事務所にいた
来客も何人かあって、面白いこともあった
いい事もあった

 

特に新しい快洗隊のベースデザインに、いいのが出来たのは
うれしかった

 

 

だから、今日は建物のデザインについて
いっぱい書きたいと思っていたのだが
・・・湧いてこないのだ

 

言葉が湧いてこない

 

上海の後遺症
こんなものは
直に治るのは分かっている

 

しかし

 

来週は、なんとフランクフルトに行くことになっている
また、刺激の嵐であろう

 

しばらくは、刺激の中毒症が治らず
当たり前のことを
当たり前に書こうと思うと

 

また、ズシッと
文字が重くなって
きっと、ツラクなる
ちょっと憂鬱である

 

それにしても
最近のグリットコラムは、軽い!
軽快だ

 

何かあったのだろうか?(-“-)

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