2002年09月18日(水曜日)
521話 情けない1日目
今日、朝から自動車関係商品の展覧会
「アウトメカニカ」に出かけた
気力十分
ばか高い旅費を
絶対取り戻すつもりぞ
と
バリバリに気を張って会場に出かけた
まずは
毎度おなじみの
「SONAX」のブースに
新しい商品なども出ていて
これはこれで意味があったし面白かった
例のSONAX・Dr.ピッチも
時間を作ってくれて
私達の色々な質問に答えてくれた
ついでに
昼食までご馳走になる
(こちらのショーではブース内で料理し、食事を客に出す)
※SONAXのブースにて、日本代表の吉村氏
ここまで同行していただいた吉村さんとも別れ
あとは、自分たちで
展示を見て回って、勉強し、新しい可能性を探しに行く
2年に一度開かれる自動車用品ショー
「アウトメカニカ」
その規模は
信じ難いほど大きい
私達が今年の2月に出展した
幕張メッセでのショーとは比べ物にならない規模である
大きいとは聞いていたが
まさか、これほどとは全く想像できなかった
会場は9つのビルに別れ
それぞれのビルに、3階ぐらいのフロアがあり
その1階部分だけで
幕張でのショー全体ぐらいの規模がある
つまり
幕張と同規模×3つのフロア×9棟+屋外展示場=アウトメカニカ
一言で言えば、幕張の時の20倍ぐらいの規模か
幕張でのオートサービスショーの会場も
1日がかりでもやっと回れるかどうかの大規模なものであったが
その20倍と言っても
容易には想像できないであろう
それを
2日間で
出来るだけ中味濃く
たくさんのビジネスチャンスに結びつくような
回り方をしようと
気を張って、回り始めたのだが
規模の大きさに圧倒されたのも要因ではあるが
気がついたら
何となく、ブラブラと見物している
ただの見物人に
なってしまっていた
こんな筈ではなかった
当たってぶつかれ
の気持ちで
ちょっとでも興味のあるブースを見つけたら
片言の恥かき英語で
(ドイツでのショーだが、会場のブースのほとんどで英語が通じる)
質問をぶつけていって
何らかの可能性を得よう
そう思っていたのだが
気がついたら
ただの見学人に成り下がっていた
おまけに、打ち合わせが悪く
お互いがはぐれてしまったのを探し合ったり
何の意味もないことに時間を費やしてしまった
今回は1人何十万円もかけてドイツにまでやって来た
なのに
本日は何の収穫もなかった
英語で質問をすると
相手方が一生懸命説明して来るので
その英語が分からないから
質問をすることにたじろいでしまった
そんな情けない理由で
見物人に成り下がってしまったことを、猛省するしかない
そう、皆と話をした
会場で
偶然にも日本から
やってきていた「代理店さん」と会った
この人たち、実は凄い人であった
平気で、ブースのスタッフに話しかけていく
せっか
ドイツまで来たのだからと
積極的にアプローチしていた
その姿勢は
まさに私達のお手本である
その夜
この人たちとの晩飯は
楽しくて、美味しかった
楽しかった以上に
英語のこととか
ブースにどうアタックして行ったら良いのか
そういうことを
たくさんのことを教えてもらった
思考パターンの柔軟性と
何者をも恐れぬアグレッシブな姿勢は、私達の見本であり
敬愛に値する人たちであった
私達の大事な人たち
(地下のワイナリーを改造した居酒屋にて、ろうそくの明かりで)
明日は、ゼッタイ頑張ろう
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