2003年03月08日(土曜日)

658話 長～～い言い訳

チョッと前のニュースで
新幹線の運行中に、運転手が、10分もの間居眠りをした
と言っていた

 

何とも恐ろしいことである

 

その運転手は
「無呼吸症候群」で、夜の睡眠が浅く
昼間、猛烈に眠けが襲ってくるという症状を持っていたそうだ
それで、新幹線を“居眠り運転”してしまったということらしい
彼は170cmの身長で100kgの体重
肥満の人によく見られる病気とも言っていた

 

私にも心当たりがある
身長170cm、体重90kg
私もイビキをかくらしい
夜寝ていて、途中で目が覚めるということはほとんどないから
重症ではないと思うが

 

私は昼ごはんを食べたあと
どうしようもなく眠くなることがある
それも、たびたびだ
でも、15分も椅子でウトウトっと寝ればあとはすっきり
運転中に眠くなることもあって
そんなときも、パーキングでやはり15分ぐらい仮眠を取ればスカッとする
こんなことは、誰にでもあることのようにも思えるし

 

私は、しばらく前まで
睡眠時間が短いことは当たり前であったし
1日4～5時間寝れば何日でも平気であった
それが最近は、7時間は寝たいと思うようになった
しかし
それぐらいの睡眠時間は
平均的なもののようだし、心配することもないか
何ともよく分からないが
少しだけ不安を持っている

 

何が変わったのだろうか

 

去年の3月18日
50歳になった
といっても、年寄りになったとは思っていない

 

日本マクドナルドの藤田田氏は
50歳の時に日本マクドナルドを立ち上げ
25年で日本一のチェーン店に育て上げた

 

私はまだ、その50歳になったばかりで
ヒョッコである

 

しかし先週その藤田田氏も、赤字に転落した経営の責任を取って、退任した
寂しいと言えばそれもあるが
いつまでも引退せず、たとえば80歳を過ぎても
まだバリバリと陣頭指揮を執っていたとしたら、正に化け物である
そういう意味では、ホッとした気持ちもある

 

私は、ヒョッコである
経営者としても、人間としても未熟で
経験も乏しい
ヒョッコそのものである
だから歳は関係ない

 

ならば、この変化は何なのか
間違いなく「肥満」であろう・・・
私が無呼吸症候群だとするならば、その原因の多くは肥満だ
だから
無呼吸症候群の一番の治療は減量であるとあった

 

2年前に足を折った時
80kgからいっぺんに90kgに太った
1年前ぐらいから太るのは止まっているが
そこから体重が減るまでには至っていない
残念ながら

 

今年の目標として
絶対に体重を80kgまで落とすと宣言したが

 

いつも「“明日から”絶対にダイエット生活に入ろう」と思うだけで
つい、つい、食べてしまうのだ

 

こんなことを聞いたことがある
「肥満の一番の要因はストレスである」と

 

私はたぶん、ストレスのカタマリであろう
と言っても
何かに悩んでいるとか
困っているということは全くない
いつも、これから何をどうして行こうか
自分でもあきれるほど、そんな前向きのことばかり考えている
だから、私はストレスとは縁がないものと思っていた

 

しかし
これがストレスか、と思い当たることもある
“チャンネルの切り替え”だ

 

営業スタッフと打ち合わせをするとき
契約内容を検討するとき
表敬訪問を受けるとき
ネガティブなメールを読むとき
うれしいメールを読むとき
深刻な話を聞くとき
相手を癒そうと思って話をするとき
相手に元気を出してもらおうと思って話をするとき
売り込みのための嘘が混じった話を聞く羽目になってしまったとき
抗議するとき
ホッとするとき
たくさんの人の前で話をするとき
久しぶりの人と挨拶をするとき
このコラムを書くとき
友達と楽しくご飯を食べるとき

 

一体、一日のうちに何度、気持ちのチャンネルを変えるのであろう
一日中、目まぐるしく相手が変わって
いろいろな種類の話があって
一喜一憂して
時には、まるっきり180度チャンネルを変えなければならないことも
いっぱいあって

 

そんな時
頭の中に少しずつだけだが、重いものがたまっていく感じがする

 

これがストレスか?

 

私は仕事の段取りが悪いのか
一月に一度か二度ぐらいしか、休みを取らない
特に今年の1月から2月にかけては、ひどかった
ストレスの量はかなりのものかもしれない

 

そんな時
一杯ビールを飲むと
いっぺんに気分が緩んでしまって
食欲のタガが外れてしまう
止まらない

 

ストレスが、過食症の原因になることも多い

 

私が今、一番しなくてはならないこと
ストレス発散
実にこれに尽きる

 

そろそろ、またMINEにでも行くか?
いや、もう半年以上、グァムに行って鉄砲を撃つこともしていないし
そろそろコソっと行くか?

 

そろそろ遊びたくなってきた、という
長～い、長～い、ただの言い訳でした。

 

※
昨日の披露会で
緊張しまくる新しい会社の中心スタッフたち
右端で肩肘張って、気張っているのが、新社長
君はまだまだ遊ばなくてよろしい
がんばらんきゃね

 

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