2003年03月10日(月曜日)
660話 なぜ4軒連続か
?快洗隊の新しい店、知立店が今日から店を開けている
と言っても、チラシ折込みなどの販売促進は3月15日からなので
まだお客様はほとんど入ってこない
ただ店を開いてしまった、て感じ
入ってきてしまったお客様の車を、当たり前のように洗わせていただく
そんなことをボチボチやっていって
店の運用上の不具合を見つけ
それを何日かで修正し
満を持して本格的な稼動に入る段取りだ
今日は、一応洗車が出来るようになったので
たまたま店を開けていただけであるが
それでも、5台の来店があったという
知立店の初売り上げ
本日16,000円なり
これでチラシが入って、本格的に告知がされたら
どれだけの反響があるか
ワクワクである
ただ、15日(土)のお天気があまり良くないようなので
それが、唯一不安であるが
知立店の店舗面積は112坪
地代は1,800円/坪/月、かなり高い
ひと月200,000円
立地は、大型スーパー「アピタ知立店」の真ん前
ここの集客力が魅力で
言ってみれば「小判ざめ」商法か
だから、ここは、店の背後に1本道を入ったところに
預かり車用の駐車場を約200坪借りてある
そこが500円/坪/月
ひと月100,000円、両方合わせて全部で300,000円の地代になっている
「お買い物のついでに洗車」と、お車を預かって
洗車、コーティングなどの作業が終わったら、この駐車場に入れておく
そんな作戦だ
知立店の建物のテーマは
狭い土地に、かっこいいボリューム感のある店
一流の建築設計士さん(大学の講師もしている)にデザインをお願いした
さすがに、出来上がりは迫力のあるもので
満足している
4年前に刈谷の快洗隊をオープンさせて以来
直売は、ずっとこの刈谷1軒でやってきたが
それを、今年に入ってから4軒も立て続けに新規オープンさせる
新規2軒目の安城店も
ようやく長い値交渉が終わって、本格的な施工図面作成に入った
今月中に図面が出来上がって
建築確認にひと月かけ
5月の連休明けに工事が始まるだろう
当初の予定より2ヶ月ぐらい遅れてしまったが
ちょうど梅雨明けにオープンとなり
それもいいかと思っている
多少予定が遅れても値交渉はしっかりやらなくてはならない
おかげで、当初の見積もりの2/3まで建築費を下げることが出来た
建築費用はバブルの頃を考えると
半分以下になっている
安い!
採算の取れるビジネスならば、今は建設の絶好のチャンスである
安城店の立地は、一見あまりパッとしない所だが
洗車としては、実は、一番立地がいいのかもしれないと
ひそかに思っている
今日お会いした大手ガソリンスタンドの社長も
「安城の土地が一番いいね~」とおっしゃってくれた
私も
「やっぱりそう思われますか」
わが意を得たりと、ものすごくうれしかった
県道で、片側一車線、もちろん中央分離帯はない
通行量は十分であるし、ほとんどが乗用車
しかも、通過車両がとおるところでなく、走っているのはまず地元の方の車のようだ
20mぐらい離れたところに信号があり
赤信号の時には、店の前まで、必ず行列が出来る
洗車作業、コーティング作業をバッチリ見ていただけて
最高の場所と見た
140坪で、1,400円/坪/月
全部で、ひと月200,000円ぐらいの地代になる
新規店の中では、地代のコストはここが一番安い
安城店の建物のテーマは「カリブの海賊」
知立店の、ボリューム感あふれるかっこいい店舗とは逆に
思いっきり遊びチックな建物にしてみた
ここまでが、H・オサム率いる?快洗隊の刈谷店、知立店、安城店
西三河地区のドミナント形成の基点となる
そして
今日土地の契約をした神戸店は
神戸市の北区
西宮北インターからわずか10分ほどの所に位置し
やはり県道沿い
片側一車線、もちろん中央分離帯はなく、通行量は十分
ほとんどが乗用車
走っているのは地元の車
店の脇に信号があり必ず行列が出来て、ほとんどの車に店の中を見ていただける
ここまでは、安城店と同じだが
背後に馬鹿でかい団地が控えており
道路沿いには、車関係の店舗、外食の店舗がズラッと並んで、活気のあるところだ
土地は103坪
新規店の中では最も面積が狭い
しかし、地代は3,000円/坪/月、全体でひと月310,000円と一番高い
やはり土地の付加価値は、ここが一番高いということか
東向きのいい土地である
建物は、地型が知立によく似ていることもあって
知立タイプのものにしようと考えている
神戸の2軒の建設屋さんには、知立店の設計図をそっくり渡して
それを参考にして計画図を出してもらい
見積もりを出すよう手配した
今月中には、両方の見積もりが提出され、施工業者が決定される
4月中に施工図面が出来、その後、建築確認に一ヶ月
5月末あるいは6月初旬に着工
遅くとも7月末には、オープンにこぎつけられるだろう
この店は、神戸の阪田さんが、新たに(有)神戸快洗隊を設立して
やはり神戸地域での制覇を狙う
最後に、大府店あるいは東海店
まだ土地は見つかっていないが
地元の不動産業者に、私たちの出店意欲が本気であることが浸透し
さかんに物件の紹介がやってくる
こちらもかなり目が肥えてきているので
きっと素晴らしい土地が見つかるに違いない
そんな予感がする
この大府店(あるいは東海店)は
現・刈谷店マネージャーの酒部君が、また別会社を設立して
運営する
本家?快洗隊、H.オサムの強力なライバルになるかも
オマケに
北海道で素晴らしい物件が出てきた
来週に見に行くことになっていて
いいものなら、是非やってみたいと思っている
こんな状態では、新規店連続4軒どころか
ひょっとすると5軒、6軒が実現するかもしれない
特に北海道のようにSS跡地の活用となると建設費は1,000万円そこそこ
こんなケースが次々に出てくると
何軒でも出来そうな気がするのだ
何故、こんなに急激に出店を急ぐのか
いろいろなケース、立地、様式で同時に出店し
どんな要素が成功のために必要であるのか、その最大公約数を
見つけたいから
とは言ったものの
本当は急いだわけでも何でもない
やる気満々の人間が、次々と出てきてしまって
素晴らしい物件がどんどん出てきて
どう考えても、成功するように思えて、やらない理由が無くなって
やろうという事になっただけ
そんな風にも言える
ありがたいことだと思っている
名古屋から神戸の新幹線の中
もどり寒波で
また冬景色に戻ってしまった伊吹山が白く美しかった
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