2003年04月10日(木曜日)
685話 最終チェックの日
札幌で忘れてきてしまったカメラは
とうとう出てこなかった
てっきり、札幌のファミレスに置いてきたと思ったのだが
そうでは無かったそうだ
あのカメラは、もう3年も使っていて
旧式ではあったが
すっかり気に入っていて
自分の手になじんでおり、カメラには私の手の跡が着いていたほどだ
壊れるまで使おうと思っていた
それを、こんな形で失ってしまうのは、残念で仕方ない
と言いながら、今日はもう新しいカメラを使い始めている
新しいカメラは
今回失ったカメラが、かなりボディが大きかったので
他の荷物がかさばるときには、コンパクトなカメラも欲しいと思って
ずいぶん前に買ったが、説明書を読むのが面倒で
使わないまま置いてあった物
やっと出番が回ってきたという感じ
非常にコンパクトでポケットサイズ
これからは
首からカメラをぶら下げてウロウロ歩く
おノボリさんのような格好の私を見ることはなくなるのであろう
最新型ではあるが
慣れていないので、非常に使いにくい
がまんがまん
新しいカメラの“初”被写体
新入社員の「鴨居くん」と「熊沢くん」
鴨・熊コンビ
2人とも新入社員
快洗隊での実習研修が終わって
今日は、専務の最終チェック
午後からテストが始まって、夕方から実技のテスト
最終的に合格するまで続けられる
なんといっても、アイ・タックの営業になるのだから、合格基準は高い
これを書いている午後11時過ぎでも
ひょっとしたら、まだやっているかもしれない
わたし達の会社の営業は
必ず、2ヶ月から1年間の快洗隊での実習を受ける
「プロの洗車が出来ない人間に、洗車を語ることは出来ない」
最低限の約束である
アイ・タック技研の営業、インストラクターは
誰一人として、プロの洗車を出来ない人間はいない
当然である
これ以上当たり前のことは無い
洗車の素人が
洗車でお金をもらうことを、語ってはいけないとも思っている
能書き“だけ”の人間は、いらない
本当は、たった2ヶ月~1年の訓練だけでは
ぜんぜん足りない
この最終チェックでも、本物からすればまだまだレベルは低い
最低限のことを身につけただけ
本番はまだまだこれから
本当の勉強はこれから始まったばかりである
夕方の休憩で
?快洗隊の事務所で一服の風景
ドンドン新しい仲間が増えていく
こんなに楽しいことは他には無い
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