谷 好通コラム

2003年04月24日(木曜日)

695話 俺と同じじゃん

今日、なんと7名ものアイ・タック技研?関係者が
北海道、札幌に集結してしまった
札幌の住人である高所長も入れて7名なので
やってきたのは6名

 

おととい2名
昨日3名
今日1名

 

それぞれが、それぞれなりの用件があって
札幌にやってきたのだが
最後に全員が一箇所に集まってミーティングをした
重要なメンバーばかりで
このまま幹部会議が開けそうだ

 

昨日は、5名で飲みに町に出て
4軒もはしごをしてしまった

 

こう書くと、豪遊をしたように思われるかもしれないが
実態はそうでもないのだ

 

福岡から東京経由で夜遅くに札幌に入ってくるT部長を除いた5名が
午後7時ごろまでにホテルに集結・・・と思ったら
1名足りない
集まってこないのは
一昨日から札幌に入っていたH.オサム
電話をしたら
「すんません、今、床屋にいます。あと10分ぐらいで終わります。ごめんなさい・・」
だそうだ

 

私たちが泊まったホテルは
朝食付で5,000円のビジネスホテル
毎度の「旅の窓」で取った格安コース
H.オサムは、その安ホテルの隣のホテルの床屋に
ちょっとの間に行ったらしい

 

私たち先輩を4名を待たせて、床屋から帰ってきた奴の頭は
なぜかkappaになっていた

 

 

「何や、その頭は」と
みんなに言われて、「かっこいいでしょ」と言い張るH.オサム
しかし、読んでいる皆さんも思っている通り
これはどう見ても、これは“kappa”である

 

飲みに行くまでに少し時間があった彼は
ブラッと外に出て
たまたま隣のホテルの床屋が出していた
「20分、2000円、スピード散髪」の看板にひかれて
つい、入ってしまったらしい

 

入って、散髪が始まって20分ぐらい経ってから
こちらからの電話があったらしく
大慌てで
「もう20分経ったじゃん、早くやってよ」と、せかしたかどうか分からないが
結局、kappaになってしまった

 

 

みんなに
「変だ」「おかしい」「カッコ悪い」「カツラみたいだ」と
さんざん言われていた

 

みんなを笑わせてくれたH.オサムと総勢5名
T.senmu、研究室のS氏、札幌高所長、私、なりたてのkappa、以上5名

 

札幌の繁華街・すすき野に行こうかどうしようか、と迷った挙句
結局、面倒なので
ホテルのからすぐの札幌駅の地下街で安酒屋を探すことにした

 

札幌駅は、最近大改装をして
地下街もすばらしくきれいに出来上がっていた

 

そこで、いかにも観光客相手らしい居酒屋に入った
が、メニューが当たり前のものばかりで
ちっとも面白くない
これから飲もうというのに
「鮭いくら丼」「海鮮丼ぶり」などを食べるわけには行かず
じゃがバタとか、・・・あと・・・忘れた
あまりにつまらなかったので
しょがなく、ちょこっとだけ食べて
やっぱり、すすき野に行くことにした
5名で、3,600円、安い!

 

すすき野には、最近、すごく気に入った店がある
「やっぱり最初からそこへ行けば良かった」
そう思いながら行ったのが
郷土料理の「魚作」
ここはちょっと高い
刺身が一皿800円ぐらいするのだ

 

ちょうど、前の店である程度食べているので
5名という大人数で行っても
それほどにはならないだろうと思って、行ったのだが
満席で座れない

 

「すいません、いや~ホンとに申し訳ない、30分ぐらいで席が空くと思いますので
ちょっとだけ、隣の“居酒屋カーニバル”で時間潰してくれませんか
ホンと申し訳ない」
ご主人まで出てきて、あやまり、頭を下げる

 

この店の接客はすばらしい
配膳の女性も、ご主人のおじさんも、おかみさんも
まことに気が利くし
料理の事を聞くと、うれしくなるぐらい色々と楽しく説明してくれる
料理の味もぴか一である
全部で20人ほどしか入れない小さな店
いつ行っても、すごく賑やかである
こういうのが、いわゆる繁盛店なのであろう

 

そこまで言われては、と
しょうがなく、隣の居酒屋カーニバルに行く
そこで、みんなビールなどを一杯ずつ飲んで、一品ずつ食べて
時間を潰した
この店も、なかなかいい店であった
ここでは、5名で7,000円

 

こんないい店を「“時間潰し”に行ってきて」と言える魚作もすごい

 

結局40分ぐらいしてから、その魚作に座ることができた
しかし、駅前の居酒屋でちょこっと食べて
隣のカーニバルで、一パイ一品を飲んで食べて
かなり、もうお腹は満足であった

 

せっかく座ったが
みんな、そんなに食べられない
それでも、すばらしい接客に触れ
少しだが、とてもおいしい料理を食べて
満腹、幸せであった
ここでは、5名で12,500円・・・
財布がちょっと薄くなった
だけどとってもおいしかったので満足満足

 

 

それでもホテルの帰ったのは
10時半過ぎ
「腹は満足だけど、もうちょっとだけ飲みたいな~」と
ホテルの最上階のバーに行って
ちょっとだけ飲んだ
S氏は「もうだめ」と欠席
高所長はご帰宅
4軒目は3人になってしまった

 

ホテルのバーの客は私たち3人だけであった
ナッツのおつまみで
私が、ジントニックと、レモン汁を入れたウォッカ
senmuが、ウィスキーの水割り
kappaがなぜか赤ワイングラス2杯
これで9,000円!
高っけ~~~~!!

 

最後の最後に
もっのすごい高い酒を飲んでしまい
後悔!

 

はしご酒なんて、もう何年ぶりである
不本意ながらの3軒
やっぱり本命の1軒だけにしておけば良かった
久しぶりに後悔しながらの
ホテルでふて寝であった

 

昨日は
午前中札幌ワンデースクール

 

 

午後から、快洗隊オープンに向けての大事な打ち合わせ
長い長い、でもとても充実の数時間であった

 

 

そして、今日は
一日中かけてのゴリゴリの仕事
体も疲れたが
成果も十分

 

あとから札幌にやってきて
昨日のすすき野での大宴会?に参加できなかった
東京T部長、開発M部長は
新千歳空港のレストラン街で、「海鮮丼が食いたい」と粘った
もちろんご馳走したが
私の財布は見事にジ・エンドとなったのです。

 

 

さすがに疲れたので、札幌からの飛行機では
寝ようかと思ったが
やっぱりこれを書いている

 

飛行機の中で発見!
いつもの通り一番前のシートに座った

 

そうしたら
反対側のシートに一人座っている人

 

上空を飛んでいる間は、パソコンをぱちぱちやっている
そして、着陸のために飛行機が降下を始めたら
一生懸命、外を見ている
それも、目の上に手をかざして(機内の灯りをさえぎるため)
窓にへばりついて見ている

 

俺と一緒じゃん
へ~~~~っ、いるんだ俺みたいのが
うれしくなって
その人を写真に撮ってしまった

 

 

最後に
「着陸の最終体勢に入りました。
電子機器のご使用はご遠慮願います。」の
アナウンスがあってから
スチュワーデスさんに隠れてコソッと、デジカメのシャッターを押した
フラッシュなしで開放2秒ぐらい
名古屋の夜景
ひょえ~~である

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2003年4月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.