2003年07月08日(火曜日)
747話 石垣島に仕事で
ただいま、名古屋から石垣島への直行便(1日に1便のみ)に乗っている
約3時間の飛行機の旅
いっしょに乗っているのは
このコラムの「716話 自ら生還した男」に登場した“田国雄氏”と
西東京営業所の“平井市郎”
3人で石垣島に“仕事”に行く
(“仕事”で行くのだ。決して遊びではない。“仕事”なのだ)
田さんのお客様がたまたま石垣島に有り
しかし、田さんの本拠地は横浜であるので
横浜を担当している西東京営業所の平井君が石垣島行きに同行している訳だ
では、私はというと
そりぁあ、やっぱり田さんからの初の仕事であるので
敬意を表して同行しているのだ
決して!他意があるわけではない
もちろん、石垣島の仕事では私の出番もある
石垣島でのお客様とは、「石垣SSグループ」という
ガソリンスタンド9箇所運営していて、他にもホテルとか
レンターカー(750台所有とのこと)とか
手広くビジネスを展開している石垣島の名士である
9箇所のSSと言えども、石垣島には全島で13SSしかなく
70%のシェアを持っているわけで
我がキーパーとしても
70%のシェアを、一つの地域では持つのは快挙であって
だから、私が同行するのも当然なのだ(^・^)
なんちゃって
私は石垣島が大好きである
そして、もっと好きなのが
石垣島から高速艇で約1時間のところにある「西表島」(いりおもてじま)
日本随一の、島中がジャングルで覆われた自然だらけの島
石垣島には約2.3万人の人が住んでいるが(快洗隊も出来る?)
西表島は、わずか1200人ほどの人口
人口密度が低い分だけ
自然の密度がより濃厚である
“仕事”を、石垣島でしっかりとやったあと
一日だけちょっと西表島に行こうと思っている
石垣島の自然もすばらしい
特にそのさんご礁は、この世のものとは思えないほどの美しさ
実物は、写真で見るより100倍きれいであった
自然の濃さは日本一の一つ
だが、今回は仕事である
仕事、仕事
しかし、石垣島まで行ったら
やっぱり西表島まで行きたくなる
「なんだ、やっぱり遊びではないか」という声が聞こえてくるが
“ついで”である、あくまでも、ついでにちょっとだけ遊ぶのであって
主目的は、“仕事”ある
しかし
ワクワクでもある
私は西表島にぞっこんであって
今回行くのは7回目
10数年前に、団体さんで行ったのが初めてで
そのときは大した印象は無かった
観光コースに乗って、決まりきったコースを回っただけ
極端な言い方をすれば、御土産屋さん巡りといってもいい
しかし、仲間川をボートでさかのぼったときに見た自然の濃さは
印象が強く
また、今度は自分で来たいと強く思った
そして何年か前に
フリーで西表島を訪れる機会があった
西表島は
観光コースから外れたところに、すばらしい物があふれるほどあって
私はすっかり惚れ込んでしまったのだ
その素晴らしさは、明日しっかり“仕事”をして
明後日、“ついでに”ちょっとだけ西表島に行くので
たっぷりと写真を撮って、ご紹介したい
ワクワクである
もちろん、仕事にワクワクなのであって
ついでに、西表島にもワクワクなのだ
名古屋空港はまだ梅雨空、雨、雨、雨
摂氏24度
飛行機が飛び立って1時間後
素晴らしく晴れ上がった海が見えた
1時間40分ぐらい後、
沖永良部島か? 奄美大島か?
海上には、すっかり夏の雲、巨大積乱雲
2時間半後降下が始まり
最終着陸態勢に入ってしばらく、石垣島の海岸線とサンゴ礁のリーフがきれいだ
石垣島は、真夏であった
空港に立ったら、暑さがグァ~~~ッと迫ってきた
到着したのは午後2時過ぎ、真夏の午後
石垣島は摂氏38度!であった
名古屋との温度差14度、強烈なパンチを食らった気分
満席の飛行機の中でネクタイを絞めているのは、つまり仕事着は
われわれ3人だけ
しかしそれでも、私と田さんは半そでシャツであったが
仕事熱心な平井は、スーツでびしっと決めてきた
誉めてやるべきか?・・・・でも、笑ってしまった
いい奴である
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