谷 好通コラム

2003年08月14日(木曜日)

777話 ラッキー7の日

今日は横浜である
朝、家を出てくるときに、テレビで星座占いを見たら
私の星座「うお座」は、今日のラッキー星座のトップであった
だから、と言うわけではないが
その星座占いに出ていたラッキーカラー「青」に合わせて
ネクタイも青、パン○も青で決めて家を出た

 

自分の運命は、自分で切り拓くもの
だから運勢とか占いなど、まったくアテにしないが
ラッキーと出た日は
それを信じることにしている

 

「今日のあなたはラッキーですよ!」と言われたのだから
何も、否定することはない
「良かった、今日は思い切っていけるぞ」と
思えばいいのだ

 

案の定
今日はいいことばかりであった
ひょっとしたら、今日は
この会社の大きな転機の日になるかもしれない
それほど、ラッキーな日であった

 

気がつけば
今日は、777話
なんとスゴイことではないか
ラッキー7のかたまりの日ではないか

 

ここは横浜、東の港町
そして西の港町、神戸では
快洗隊・北神戸店の販促投下の日
雨が降り
アンラッキーのように見えるが
いやいや、そうではない
雨の日の、店頭で繰り返されるデモ洗車は
きっと店の前を通る人たちに、異様なインパクトを与えたに違いない
それに販促投下が重なったわけで
「なんじゃっ、ここは!」と
その存在を、強く地域の人にインプットできたかもしれない

 

ラッキーは
誰にでも、同じ数だけやってくる
ただ、それを掴むか、掴まないかの違い
そして
そのラッキーを掴む“力”が、あるか、どうか

 

ラッキーは、みんなに同じだけやってくる

 

それを“掴む力”を、持つ事が出来るかどうか
もっと根源的には
その人に、それを“掴む気が、あるか、どうか”ということ

 

今日は横浜で
大きなラッキーがあり
私は、それを掴む気が、あり
そして、それを掴む力が、自分に、あると確信している

 

力強い、そして数え切れないほどたくさんの仲間たちが
その力を与えていてくれる
私は、その仲間たちの力を信じている
だから、そのラッキーを活かすことに、何のためらいも持たない

 

 

今日は横浜、明日は神戸

Posted   パーマリンク

2003年08月14日(木曜日)

776話 快洗隊の造り方 安城店の場合 その?

本題に入る前に、?快洗隊の代表、畠中修の話を聞いていただきたい。

 

洗車屋はリピート商売。
「H.オサムこと畠中です。?快洗隊として独立して約半年が経ちました。
おかげさまで刈谷店、知立店ともに順調に売上を伸びてくれています。
今までと違う経営者の見方からみることで、
違うものが見え、感じ、行動をおこさなければならないという、
楽しくもあり、苦しくもある、あっという間の半年が経ってしまいました。

 

その間、洗車屋という商売は、本当に“リピートを確実に作っていく”ことで、
売上がちょっとずつ伸びていく商売だということが実感できました。

 

知立店はオープンして5ヶ月。
オープン時にはキャンペーンを打ちましたが、
それでも、日に20台、約10万円の売上しかありませんでした。
この分は販促(折込)の力での集客です。
チラシの集客力は、洗車に関しては、本当にチョットしか反応がありません。

 

私達の大部分の御客様は、今まで「自分で洗っていた人」
したがって、その人達に「こんな洗車あります」とチラシで訴えても、
来店までしてくれる反応はわずかなのです。
チラシによって、あそこに今までと違った洗車屋が出来たということを
「頭にインプットすること」これがチラシの仕事なのです。

 

そして、「頭にインプットされた人」が店の前を通り掛かったり、
知人から評判を聞いたり、
自分で洗うにはめんどうくさいと思った場合など、
御客様の欲求がチョット変化した時に私達の店に来ていただけます。
したがって、最初からチラシで“ドカン”と売上があるなんてことは無いのです。
今まで“自分で洗っていた人達”を
“洗ってもらう人”に変えるのですから。

 

洗車屋は、集客よりリピートが肝心なのです。」

 

 

レシピ12
「販売促進のポイントは、第一に繰り返しの回数、そして内容」

 

洗車屋という商売は
始まったばかりであって、まだ社会的に広く認知されている店舗ではありません
だから、ドカンと新聞折込チラシなどの販促を打っても
ドッカンと多くの来店客が殺到するわけではないのです

 

だから、大量のチラシを一度に打っても無駄なだけ
目的は、洗車という“床屋”に似た、車をきれいにする店が近所に出来たことを
浸透させることです

 

だから、オープンだからといって「半額セール」などのイベントを打っても
“安いから来店した”だけのユーザーを集めることになってしまい
快洗隊本来の目的である“きれいさにこだわった人”が
そんな人たちの中に埋もれてしまいます

 

折り込みチラシなどの販促、集客はアテにせず
今までなかった形の洗車商品、そして店舗の存在を
ジックリと地域に対して、浸透させることを目的とします

 

だから
販促は、店舗に近い地域に対して
商品の紹介、店舗の紹介を、繰り返し繰り返し
同じものを何度も何度も打っていくことが、その目的にかなうことになります
結果的にそれが、販促費のコストパフォーマンスを最大限に上げることにもなります

 

あとは、なんかの機会に来てくれたときに
ジックリと、きっちりと接客
そして、高品質な洗車商品を提供して
がっちりと、リピート客を積み上げていくわけです。

 

これが、一見遠回りに見えて、繁盛店への一番の早道となるわけです。

 

レシピ13
「洗車屋のオープン日は、“なんとなく”で良い」

 

だから、店を開店する日
つまりオープン日を、いつにするかに固執する必要はないのです
極端な言い方をしてしまえば
「店を開けられるようになったら、開けてしまえばいい」

 

そして
天気予報を見計らって
販促投下を始めればよいということになるのです

 

だから、安城の場合のオープン予告看板も
「8月上旬オープン」などと、一見いい加減な書き方がしてありました
北神戸店も
「8月中旬」としか書いてありません

 

実際に安城店の店を開いたのは
7月30日の午後からです

 

 

その日は、店の前で洗車の練習をしていたら
お客様が入ってきたので、それがオープンとなっただけです
それでも、その日は5台ぐらいの来店があり
平均単価約5000円で
オープン初日の売上は25,000円
翌日は、その倍ぐらい

 

そして“土曜日”
8月2日販促投下(販促投下は土曜日が鉄則です)

 

その後
8月 2日(土) 洗車売上11.9万円 晴れ (チラシ3万枚)
8月 3日(日) 洗車売上15.6万円 晴れ
8月 4日(月) 洗車売上 2.9万円 晴れ
8月 5日(火) 定休日
8月 6日(水) 洗車売上 4.2万円 晴れ
8月 7日(木) 洗車売上 7.2万円 晴れ
8月 8日(金) 洗車売上 2.5万円 雨
8月 9日(土) 洗車売上 5.5万円 台風!(チラシ3万枚)
8月10日(日) 洗車売上18.9万円 晴れ

 

これで、とりあえず「快洗隊」が出来上がりました

 

あとは、ジックリ、キッチリ、ガッチリと接客と、品質維持!
リピートを積み上げていくだけです。

 

そして、1ヶ月に一回
快洗隊の存在を告知するチラシを
予算10万円以内で、最低1年打ち続けます

 

安城店の一年後
ひょっとしたら、刈谷店に迫ることになっているでしょう
知立店も負けてはいません
北神戸店も、必ず追い上げてきます
ワクワクしてきませんか?
私は、もうワクワクワクワクワクぐらいです。

 

 

さて次は
明日、いよいよ北神戸店の販促投下
チラシを新聞屋さんに持ち込んだときには、お天気はセーフのはずであったのに
天気予報が変わってしまい
あいにく雨になりそう
まぁ、こんなこともあるさ

 

今日の午後、何気なく店を開けたら
結構お客様が入ってきたらしい
しかも、すべての方がキーパーをしていかれたという
ここは、絶対すごい店になります。

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2003年8月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.