2003年12月22日(月曜日)
857話 飛行機に酔った?
(※これは、昨日21日に福岡から名古屋に帰る飛行機の中で書いたものだが
パソコンを飛行機の中に忘れてきたので
結局、今日上げることになりましたm(__)m )
福岡から名古屋への飛行機
当初は、19時15分の飛行機に乗るつもりであったが
予定がとんとん拍子に進み
道も空いていて、思ったより早い時間に予定が済んでしまったので
15時55分の便に乗ることにしてしまった
今回は九州を、私と酒部君と手分けして回った
酒部君は明日も引き続き九州を回る
予定よりずい分早い便に、飛び乗ったので
いつものように窓側の席が取れなかった
取れたのは通路側である
実は白状すると
私は、窓側に座って外を見ないと、気分が悪くなってくることがある
乗り物酔いのようにだ
だからいつも窓側に座る
たいていの場合
飛行機では、今のように、パソコンを打つ
それでも、外をチラチラ見ることが出来るだけで
私は、絶対に酔わない
激しく揺れて、客席から悲鳴が起こるような時でも
ヘッチャラで外を見ていたり、パソコンを叩いている
みんな、乗り物に乗ってパソコンを打つと気持ちが悪くなると言うが
私はまるっきり反対なのである
ひどい揺れの場合
パソコンを打っていた方が、むしろ気が紛れていいのかもしれない
もちろん外を見ることが出来る事が前提だが
今、座っているのは通路側「11D」てある
片側3列のシート配列
ほぼ満席の機内だが、奇跡的に真ん中の席が空いていて
ゆったりと座ることは出来た
通路側でも、窓側の人越しに少しは外を見ることが出来る
がしかし、今日は一つ向こうの「11F」の窓側に座った女性が
日除けを閉めてしまった
外がまったく見えない
ちょっと気分が悪くなってきた
乗ったジェット機は
ボーイング737-500
原型は40年以上も前のロートルではなるが
基本設計がしっかりしていて、改良に継ぐ改良が重ねられ
最新鋭の高バイパス比ターボファンジェットと
最新鋭の電子機器を搭載して
現在も精算が超ロングセラー
そして、世界一のベストセラー機である
世界中で使われ
世界のどこの飛行場に行っても一番よく見る機体だ
小さくても力持ち
滑走路を激しく加速し、飛び立ってからも急角度で上昇していく
気持ちが悪いときには
この加速と急角度が実に気持ち悪い
気分が悪いのは
外が見えない通路側、急加速、急角度の上昇だけが原因ではない
昨日の晩
また、スーパー耐久の田中さんたちとまた“飲んでしまった”のだ
佐世保の近くに有福快洗隊がオープンしていて
その店に行くついでに
夜、田中さんたちと会うことにしていたのだ
“深夜1時過ぎ”まで飲んだ
ホテルに帰ってから、パソコンを1時間使って
ベッドに入ったのは2時過ぎ
朝、ゆっくり起きたが、頭がすっきりしない
仕事は、ふりしぼって一生懸命やったが
胃の辺りが若干気持ちが悪い
今、飛行機にホンの少しだけ酔っているのは
この原因がたぶん一番大きいのだろう
このところ、つい飲んでしまうことが多い
それでも、深酒はほとんどしないし
2軒ハシゴなんて絶対やらない
田中さんたちとは
話が弾むといっても、レースの話ばかりをしているわけではない
むしろ、レースの話はあまりしない
仕事の話がほとんどなのだ
(言い訳がましく書いているのでない、ホントなのだ (^^♪)
田中さんは私の会社と同じくらいの規模の会社の社長
経営のことではけっこう話が合うのだ
しかし、この人は
話をすればするほど、よく分からなくなってくる人で
中国の“大連”で、会社と飲食店を持っているというし
ロシアでは路線バスを運営しているそうだ
グループを合わせたら、ひょっとしたら、もっとうんと大きな会社なのかもしれない
まったく常識はずれの人である
田中さんだけではなく
このチームの人は、みんなよく分からない人たちで
今回はぜひその実態を見たいと思った
まず行ったのが
田中さんの商売発祥の店
中古車を売っている「フォーセット」
中古車販売はこの店を含めて4軒あるそうだ
有田にあるこの店は
商売というより趣味の店のようになっていた
フェラーリのテスタロッサが有ったり、ポルシェターボが有ったり
はたまた、本物よりお金がかかったという
ハーレーダビットソン“のような”ホンダのバイクが有ったり
30年以上も昔の“コロナ”が有ったり
一言で言えばゴチャゴチャの店である
「他の店はチャンとしてるんですよ」とは
自ら、この店はゴチャゴチャであると言っている様なもの
北九州からメカニックの岩永さんが来ていた
彼もこの店が居心地が良いようで、よく来るのだそうだ
田中さんの会社は
この店から始まって
今では大型トラック37台(だっけ?)を保有する中堅の運送会社や
あれやこれやいっぱいの事業をやっている
しかし、どんなに大きな会社になっても
「この店にいるのが一番落ち着くですよ」と
次に、隠居屋さんに連れて行ってもらった
岡山TIのレースでの“麦藁帽をかぶったサインマン”福島さんの店である
岩永さんも一緒に行く
隠居屋は、有田の陶芸の窯が集まっている所にあった
思ったより小さな店だ
福島さんは、ここで焼き物の企画とかデザインをして
試作品などもここで作るのだそうだ
主に、焼き物を料理屋さんなどに紹介したり販売したりして
商売をしていると言っていた
不思議なことに
福島さんの顔が、サーキットで見る福島さんとはまったく違って見えたことだ
岩永さんはしょっちゅうここにも出入りしているようで
自然とおさまっていた
それから飲みに行く
途中でマネージャーも加わり、話は盛り上がって
2軒目にハシゴ
やっとホテルに帰ってきたのが午前1時過ぎ
次の朝は
元気に!(少し頭が重いが)
有福快洗隊へ
17番インテグラが飾ってある
「地元から挑戦している本格的レースカー」
キャンペーンの華として、チームの好意で貸し出されているのだ
こちらに歩いて来る背の高い人がこの会社の若き社長だ
有福快洗隊
年末も近づいているからか
朝から洗車とコーティングの客で賑わっていた
大活躍の有福快洗隊マネージャー
緒方君
そこから福岡へ
那珂川快洗隊に寄る
ここでも、たくさんのお客様が来ていて
みんなうれしそうに、そして忙しそうに動き回っていた
前日の雪で、早くも年末が来てしまっているようだ
こんなに早くラッシュが始まって
年末本番まで、体力的につらいものがあるが
頑張るしかない
もう飛行機が降りる
まだ、なんとなく気持ちが悪いのは
昨日の酒のせいでも、外の景色が見えない通路側の席のせいだけでもなさそうだ
ちょっと、くたびれたか
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