2004年06月03日(木曜日)

969話 グッと来る求人

昨日と今日、本社の事務所で仕事をした。
事務所にいると、
次から次へと仕事の用件を持った方たちがやって来て、
ものすごい勢いで仕事がはかどっていく。

 

最近は中国に行くようになって、長期の出張が多くなり、
事務所で仕事をする時間が少なくなった。
出張に出ると、移動時間が多くなり相対的に仕事の量は減ってしまう。

 

乗り物に乗っている間は、極力、パソコンで仕事をするようにしていて、
出来るだけ仕事の量を保っているが、
特に外国に行った場合は、出入国などの手続きにも時間がかかり、
また、中国ではタクシーに乗っている時間が多くて、
なかなかパソコンを開くことも出来ない。

 

久し振りに事務所に戻って仕事をすると、
出張中の3倍の量の仕事が出来るような感じがして、
やはり、外に出てばかりではイカンなぁ、としみじみ思う。

 

ダイエットも出張中はまったくだめだ。
5月の半ばから、24時間耐久レースにために一大決心で始めたダイエット。
もともとの92.5kgから、一週間ほどで89.8kgまで落ちて、
これは軽い軽いと思っていたのだが、
油断大敵、すっと90kg台まで一度戻って、それから一進一退で
ちっともダイエットが進んでいない。

 

中国での食事は必ず料理に油が使ってあり、
いくら食べる量をセーブしても、なかなかダイエットにつながらない。
特に、宴会などでアルコールが入ると自制心が木っ端微塵となり、
「うまい、うまい」と豚のように食ってしまう始末。
それでも、2回の中国出張でも何とか90kg台を保っている。
これが精一杯か。

 

今日からまたやり直しである。
今度は何とか日本にいる間に88kg台まで落として、17日からの中国出張中には
それをキープするのに努力する。

 

 

中国にももう13回行って、かなり道筋が見えてきているので、
そろそろ担当者をはっきりさせて、一つの仕事として任せる時期が近づいてきている。
私の仕事は、一つの新しい仕事について
スタッフの人達が仕事が出来るようにするところまで。
私などが動いている間は、実は本来の仕事になる前段階であって、
実際のビジネスにはなっていない。
スタッフが本格的に動き始めて、はじめてビジネスが本当に動き始めるのだ。
そういう意味で、中国ははっきりと射程距離に入ったといえる

 

明日からは、部長会議、明後日の全体会議、終わってからの中国戦略会議と
会議が続く。
会議のための準備がまだ出来ていない。
早くこれを切り上げて準備しないと間に合わない。

 

明日、明後日、みんなの顔を見るのが楽しみだ。

今日はまるっきり日記のようになってしまいました。
実は電源を事務所に忘れてきてしまって、
電池がある間に、メールの返信とこのコラムを書かなければならないので、
大変焦っているのである。

 

 

私たちのアイ･タック技研?と?快洗隊はスタッフを大募集している。
?快洗隊は、今直営店が5軒になって
なお、2軒の新しい直営店の8月オープンを目指して準備している。

 

アイ･タック技研?も、関東営業部が大拡充を進めているし、
中国においても、スタッフを派遣して本格的な活動を目指している。
頼りになるスタッフを取り上げられる各営業部は、これから人手不足が深刻になる。

 

それでインターネットの募集サイト「リクルートナビ」と「エンジャパン」に
募集記事を載せることになった。
募集の文章を私と池本部長が書いたのだが、
お互い頭が固くなっていて、まるで、職安の募集要項みたいになってしまった。
そこで、閃いたのがグリットの吉田君。
彼は若い子に対するアジテートが実にうまい。

 

「悪いけどさ～、ちょっとスタッフ募集の記事書いてくんない?
俺たちのセンスで書くと、若い子、絶対にダサい会社って思うと思うんだよね。
そこを君の若いセンスで、グッと来るような奴書いてくれないかなぁ～」
と、猫なで声で頼んで、
引き受けさせてしまった。

 

そして、さっき送ってくれた。
読んで、「これはイイ!」となった。さすが吉田君!

 

で、リクルートナビとエンジャバンに先立って
皆さんにご披露といきたい。

 

以下、グリット吉田君著「求人コピー」

 

第一作目

 

「くるま業界全体が注目する、ありそうでなかった新業態
洗車事業のリーディングカンパニー「アイ・タック技研」

「洗車なんて誰でもできる」と、男だったら誰でも思うもの。
しかし、この世界にも凄腕のプロが存在します。「えっ!?」と驚くような
ケミカルやツールがあります。アイ・タック技研は、そんなプロやケミカル、
ツールを総合的にプロデュースする会社。
「どうやったら、きれいになるのか」「どうしたらドライバーに喜んでもらえるか」を
ひたすら考え、活動し続けた結果、いつのまにか全国にネットワークを
張り巡らす会社になりました。メイン商品のコーティング「キーパー」は、すでに
全国1万軒あまりに導入されています。洗車プロショップ「快洗隊」も
もうすぐ50軒。さらに日本を飛び出し、中国を始めとするアジア圏、アメリカ、ヨーロッパも視野に入ってきました。もちろん株式の上場も計画に織り込まれています。
「新しい洗車文化を創る」この信念のもとに、もっともっと大きい会社になります。
大きく飛躍できる人生を送りたい。そんなあなたにぴったりの会社です。

 

 

第二作目

 

暑苦しいほど熱い魂がほとばしる人材に来て欲しい

 

「新しい洗車文化を創る」これが当社のビジョンです。
「洗車」って何でしょうか?
車を洗うこと?・・・もちろんそうです。
磨いたり、掃除したりすること?・・・それも「洗車」ですね。
洗車の店を作ったり、人に教えたりすること?・・・そうです、
そうなんです。そんなこと全部、当社で活動している「洗車」なのです。
世の中の車をもっともっときれいにしたい。車に乗る人をハッピーにしたい。
そんな願いを込めながら走ってきたら、もうすぐ上場が目の前に迫ってきました。
日本すら飛び出し世界進出が始まりました。今、あなたの熱い魂を持ち込んでくれたら
その可能性は無限です。レールのひかれた人生や会社では収まりたくない人なら
絶好のチャンスです。「洗車業」という耳慣れない新しい業態です。だからこそ
賭けてみませんか?

 

 

・・・・・
ねっ、グッと来るでしょ。
さすがプロ!

 

ホントに募集しているのですよ!
それも優秀な幹部候補を切実に募集しているのです。

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