2004年07月25日(日曜日)
995話 芝生みたいな頭
今日はあまり仕事をしなかった。
午前中は給与計算。
そして、昼からゆっくり。
で、床屋に行った。
頭の毛をうんと短くしてしまったのだ。
ヘルメットを被って走った後、頭が汗でグチョグチョになって、
ホテルに帰るまでシャワーを浴びることができないので、気持ち悪かった。
なんてのはこじつけで、
気分を変えたかっただけ。
行きつけの床屋さんに行って
「頭をうんと短くしてください。いっそ坊主でもいいです。」と言ったら、
一瞬、心配そうな顔をされた。
話を聞くと、
病を患って長い入院をされる人が、
同じようなことを言って、頭を刈りに来ることがあるのだそうだ。
「イヤイヤ、僕はヘルメットを被って走ると・・・、24時間耐久レースがもうすぐで・・・」
と、あわてて言い訳を言うと、
床屋さんは、このHP.をご覧になった事があるようで、
「ハイハイ、分かってますよ。」
私は、大昔に頭をスポーツ刈りにしていた事がある。
高校生の頃で、柔道部にいた。
それからもう一度、20年ぐらい前、独立した頃に気分転換で頭を短くした事がある。
その時分かったのだが、
私は頭を短く刈ると、怖い顔になるらしいのだ。
それで、すぐまた髪を伸ばした経緯がある。
床屋さんも、
「背広着るんだから、あんまり短くすると・・・」とためらいがち、
私
「いやっ、ズバッといってください。坊主頭でも構いません。」
と言っても、床屋さん
「あんまり短くすると、頭のてっぺんが地が透けるちゃうし・・」
私
「・・・・・・・・・・」
で、結局
こんな程度でおさまった。
実物を見ると、ずいぶん白い芝生って感じ。 この顔、怖くなりましたか?
本日のもう一つの出来事。
「エアロ・バイク」を買ってきたのだ。
福井の今井さんからのご推薦のエアロバイクは通信販売でのものであったが、
(今井さんは福井の豪雨で大きな被害に合われたそうだ。お見舞い申し上げます。)
その通信販売の会社が、なぜか手配が悪くて
また、どうのこうのと言ってきたので、もう間に合わないと思って、
近くの超大型スーパーの中にあるスポーツ店で買ってきてしまったのだ。
現物を引き取れたのは29,800円の安物。
自分で組み立てたのだが、ホントに安物らしいガサツな物であった。
しかし、いざ使ってみたら、エアロバイクは効くんですね、これが。
足にダメージが来ないし、
すぐに汗びっしょりになって、効く~~~って感じ。
そこでびっくりしたのが、
運動が進むに連れて、「只今の消費カロリー」というのがカウントされて、
そのカウントがまたなかなか進まないのだ。
30分漕いで、12kmぐらい走ったことになり、
消費したカロリーが、やっと270キロカロリーぐらい。
“30分汗びっしょり”になって、
エアロバイク漕いで
「マックのポテトフライの“S”!」一袋ぐらい。
あるいは、「カレーパン2/3」のカロリーしか
消費していないのだ!
なんと情けないことか。
そこで、一つの結論。
運動してカロリー消費する苦労より、
余分に食い過ぎることを我慢する方がうんと楽であること。
これはサラ金と似ている。
甘い「お誘いのCM」に乗って、つい使い過ぎると、
バカ高い金利抱いて借金返す方が、ウンと大変であり苦労も大きい。
サラ金の借金返すより、チョッと使いすぎるのを我慢する方がうんと楽なのだ。
「食い過ぎ」と「使い過ぎ」は、同じようだ。
私はサラ金借りて、どっちでもいいような物買うほどアホではないが、
いつもの「食い過ぎ」と、バカにしていた「使い過ぎ」が
同じ事であることに気が着いたとき、
我が身のデブさが、実は、バカさ加減のバロメーターでもあったのだ。
我が特注のレーシングスーツは、まだピッタリのままで
ダブダブに感じるまでは先が遠そうである。
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