谷 好通コラム

2004年11月24日(水曜日)

1065.横隔膜痛と腱鞘炎

きのうは大阪、
午前8時半からと午前10時半から、2回続けての講演があった。
いずれも持ち時間は1時間。

 

私には、講演そのものがずいぶん久しぶりである。
何年か前まではひと月に十回以上も全国を回って講演をしたこともあるが、
今では、常務とか部長達がやってくれるので、
私の出番はだんだん減ってきて、
いつの間にかゼロの月まである。
今回の私の出番は2ヶ月ぶりぐらいであるだろうか。

 

昨日の講演の相手はオール整備業の方たち。
今までのガソリンスタンドの方がほとんどであった私としては、
話の中の話題もかなり変化させなければならない。

 

1時間ずつ2回連続の講演であることは始めてである。
普段2時間から2時間半使って話しているので、
1時間での話は、非常に苦労した。
1回目は、途中で時間がなくなってしまい、尻切れトンボ状態。
申し訳ない。
2回目は、1回目の失敗に対して学習し、とにかく先に先に話を進め、
5分前に何とか話し終えた。
立ち見が出るほどたくさんの方に集まっていただいた。
ありがたいことである。

 

とはいえ、
一回目と二回目の話の内容は随分違ったものになってしまった。
一回目の話を聞いた人と、
二回目の話を聞いた人が、
私の講演のことを話題にして話をしたら、きっと話が合わないだろう。
ⅿ(__)m

 

今日は、福岡でガソリンスタンドの方が相手の講演だ。
予定以上の方に集まっていただいた。
ありがたいことである。
今日は2時間半いただいて、いつものペースで話が出来る。
と思ったが、
何故か話題があっちに行ったりこっちに行ったりで、
ちっともまとまった話にならない。

 

それはそれで面白かったとは言っていただいたものの、
やはり反省すべきであろう。
もうちょっとストーリーを組み立てておくべきであった。

 

私は元来、講演をするときに決まったストーリーを持たない。
その時その時の状況と、経験に合わせた話をするようにしている。
その方が、話が新鮮であっていいと思っているから。
だけど、これからはもうちょっと前もってストーリーを考えなくっちゃイカンなと思った。

 

それにしても、
近頃、話が終わった時に、
いつも腹というか胸というか、横隔膜の辺りが痛くなる。
大きな声を長時間出し続けるので、呼吸のための筋肉が痛くなるのであろうか。

 

講演の時、私はマイクを使わない。
私は地声が大きいので、
百人ぐらいの講演ならば、マイク無しで話をする。
それが私の一つの自慢でもあったが、
私の講演が減ってきたこのごろ、
鍛えられていたはずの横隔膜の筋肉がたるんできていて、
たまに大きな声を出すと、痛くなるようになっているのであろうか。

 

そんな風に書くとご心配をかけてしまうかもしれないが、
痛く感じるのは1.2時間で、すぐに直ってしまうから大したことはない。
(あるいは飯を食うとすぐに直ってしまう。)

 

 

もう一つ、てこずっているものが腱鞘炎。
利き手の左手の人差し指が、バネ指になっている。
指を曲げたり伸ばしたりする筋が通っている鞘(さや)が炎症を起こしていて、
指を曲げた時に鞘に引っかかるのだそうだ。
以前、右手の薬指がそうなった事があるので、ほっとけば直ることも知っている。

 

原因は、我が通勤車ハナクソ(8795)インテグラの、
金属製のシフトノブが人差し指の根っこに当たる形でシフトする癖が
一時ついてしまって、
その時に筋の鞘の部分を傷めてしまったのだ。
こうなったら、出来るだけ指を使わないようにすることが最も有効な治療法。

 

ところが、今回はなかなか直らないので、
なぜだろうと思っていたら、その原因が分った。
パソコンのキーボードを叩く時、
その人差し指を、かなり使っていたのだ。
私は、「かな打ち」でキーボードを叩く。
それも、忙しげに、ほぼ人差し指一本と薬指で打つのだ。

 

当分この腱鞘炎治りそうにない。

 

もう一つ、左足の「魚の目」がいまだに健在で、
削るのをサボると、ジクッジクッと痛い。

 

これからしばらく続く出張漬けの生活の中で、
左手人差し指の“腱鞘炎”。
左足の“魚の目”。
大きな声を出し過ぎた時の横隔膜痛?
誰も同情してくれないこんな三重苦に私は苦しむのです。
(とっても、かわいそうなのです。(^。^))

 

あ~あ、くたびれちゃったなぁ。
飛行機の時間が来るのを福岡空港の出発ロビーで待ちながら。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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