2004年11月28日(日曜日)

1067.元気になった今日

新山口から新幹線で帰っている。
「小郡駅」が「新山口駅」になって、「のぞみ」が止まるようになった。
今までは「ひかり」で3時間半かかったものが、
2時間44分で名古屋まで帰れるようになったのは、かなりのメリットで、
飛行機での福岡周りは実質上なくなった。

 

新山口はMINEサーキットで、
今日、ジュニア耐久と言うレースがあった。
このレースは、レースをビジネスとしてではなく、
単に遊びとして考える純なアマチュアだけが集まる草レース。
(中には勘違いしている人もいるかもしれないが)

 

いずれにしても、
サーキットには参加者とその友達関係の人ばかりで、
観客と呼べる人はほぼ一人もいない。

 

気軽で楽しいレースである。

 

今回のドライバーは、私と、畠中修、吉田俊明の3名である。
私と畠中君は今年3回目のレース。
吉田君は今年2回目のレース。

 

こんな程度の出場がアマチュアとしてはちょうどいい。
それでも、みんな普段の仕事は超過密であるから、
レースに出る時間を作るのは至難の業。
本当に、時間を作るのには苦労をする。

 

今回も、MINEに入ることが出来たのは、
やっと土曜日の昼過ぎ、
その前日まで無茶苦茶なスケジュールを詰め込んで、
レースという遊ぶ時間を作る。
今日、日曜日の本番では、激しいレーシングドライブを延べ1時間近くするのだから
体の芯までクタクタになる。
普段の運動不足の生活からの突然の激しい運動は、
体のためにとってどうなのか分らないが、
その疲れ方は心地良いレベルではなく、かなり辛いと感じる物だ。

 

無理やりに作った時間なので、
明日からのスケジュールも結構ハードに入れてある。
明日9時の国際便に乗って、(つまり朝5時には起きなくてはならない。)
中国の上海に行き、
そのまま中国国内便で「南昌(ナンチャン)」という地方都市に行く。
南昌に到着するのは午後3時過ぎになるだろう。

 

遊びの時間作りは、そういう意味ではかなりの無理をする。
その遊びも激しい遊びなので、肉体的にはかなりきつい。
正直言って辛い。
でも、決して不幸ではないのだ。
むしろ、「俺って幸せだなぁ」と掛け値なしに思うのだ。

 

激しく仕事をして、
たくさんの仲間たちと激しく働いて、
苦労して時間をひねり出して、今度は激しく遊ぶ。
いい加減にしなければと思うこともあるが、
手帳にスケジュールをびっしりと書き込んでいくことがやめられない。

 

昔、「そんなに生き急ぐことはないだろう」と言われたことがあるが、
いっぱい生きたいと思うし、どうせ生きているなら激しく生きたいと思うだけ。
生き急いでいると言われても、
別に死に急いでいるわけではないのだから、かまわない。

 

やりたい事だらけで、
やれることを目いっぱいやったって、
それで、寿命が縮むわけでもなし、
死んでからバチが当たるわけでもなし、
やれるだけのことをやりたいと思う。

 

激しく遊ぶと、その反動で思いっきり体は辛いが、
辛くたって、決して不幸ではなく、
かえってその辛さが思いっきり幸せだと感じることだってあるのだ。

 

今日も元気の素を、山ほど仕入れてきました。
明日からの中国・南昌行き、
頑張れると思う。

 

・・・・・・
で、レースはどうなったって?
「また、畠中君が乗っている時に・・・・」とだけ言っておこう。
詳しいレースの結果は、
今回は、婚約ほやほやのグリット吉田君が、
「スーパー耐久参戦記」に、番外編として書いてくれることになっています。

 

25番キーパーレビン健在です。

 

 

ねっ、見事に観客が一人もいないでしょ。

 

 

トップドライバーは吉田君。
スタートで3台に抜かれて、でもそのあと3台を抜き返したのです。
彼は何か不思議なパワーが着いたようです。

 

 

二番手は私、ドライバー交代寸前までレーシングスーツの上にジャンバーを着ていました。
結構寒かったのです。

 

 

ノルマの25周をタイムが上がらないままでも、
頑張って走りきった。
全力で走りきったあとのタバコが、また、うまいのです。

 

 

ラストの畠中君。どうしたのでしょう。

 

 

結局、また畠中君の時でした。

 

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