2005年01月27日(木曜日)
1107.-10度、雪の世界
今、札幌に向かっている。
飛行機の中だ。
同じ飛行機に乗っているのは
快洗隊の代表畠中君と、鳴海店のスタッフ近藤君。
今の時期、
札幌行きの飛行機はかなり空いている。
谷常務は朝から札幌に向かい、明日のセミナーの準備を進めていてくれている。
しかし、
今回の札幌行きは少し怖い。
北海道は今が一番寒い季節で、
うっかりすると風邪を引いてしまいそうだからだ。
このタイミングで風邪を引くと、
声が出なくなってしまい、
あとのセミナーに大きな影響が出てしまうので、
少々ビビッテいる。
昨日の名古屋でのセミナーでは、声は無事であった。
最近、私はスクールの座学とかの出番がぐんと少なくなっていて、
大きな声を出す機会が減り、
“喉”にスタミナが無くなって来たようだ。
ちょっと無理をすると、すぐに喉がつぶれてしまって、
ドナルドダックのような声になってしまう。
特に、空気が乾燥しているとダメなようである。
喉が潰れてしまったら、何を喋っているのか非常に聞き取りにくくなって、
セミナーどころではなくなってしまう。
今回は、10回のセミナーが2日おきぐらいにあるので、
最後まで何とか喉の健康を維持しなくてはいけない。
名古屋では“ピンマイク”を使った。
初めてである。
私は地声がかなり大きくて、
100人クラスの講演ならばマイクを使ったことはない。
それでも、十分に一番後ろの席まで届く大きな声を持っている。
それで、声が潰れたことはない。
しかし、今回はその地声を2日おきに目いっぱい出していたら、
必ず喉が潰れるという予感があった。
だから、用心をして、
名古屋では、初めて“ピンマイク”を使ったのだ。
しかし、マイクを使うと
マイクを通した声が自分にも聞こえて、
私は好きではないのだが、
明日もぜひこれを使おうと思っている。
喉をつぶすわけには行かない。
神経過敏かもしれないが、
喉には冷たく乾いた空気がきつい。
用心しなければならない。
(そんなことを言いながら、
マスクを買ってこようと思ってたのに忘れてしまった。)
ところで、
今日の朝7時、開発部の森君と一緒に奈良に出かけた。
奈良にはアイ・タックのある一つの製品を作ってもらっている工場がある。
もう何年もの取引があったのに、
今まで一度も工場に行っていなかった。
こんなことは珍しい。
なんかの巡り合わせでそうなってしまったようなのだが、
行ってみて驚いた。
私のそれまでのイメージでは、
そこは、家内工業的な工場であって、
頑固な石頭の親父さんが経営しているような、
そんなイメージが何の根拠もなく出来上がっていたのだが、
そこは、
近代的な設備を備えた立派な工場であった。
かなりの自動化がされていて、人は本当に少なくても稼動できるようになっていた。
しかも、この工場は日本で唯一の
原料の処理から製品の仕上げまでを一貫して行なえる工場なのだそうだ。
製品の出来上がるまでの工程を、
この工場の常務に教わりながら丁寧に案内していただいた。
常務は若い人で、
開発の森部長より一つ年下なだけでも
毛髪が健全な分だけ、森君よりもずいぶん若く見えた。!(^^)!
この常務は、非常に近代的な考え方を持って見えて、
おっしゃる話も非常に興味深いものであった。
そして、中国に何度も通い、天津に工場を持ったこととか、
ものすごく行動的であることにも驚いた。
中国の話も、偏見もなく、実に現実的であり、
数多く中国を訪れた経験を持つ者として、すごく共感できるリアルなものであった。
この工場の実質的な経営者が、
私が勝手に持っていた「頑固な石頭の親父」イメージとは正に正反対であったことは、
大変うれしい誤算であった。
私が現場に足を運ばなかったことから生まれた誤解を、
反省するとともに
これから、この工場との連携をより強くしていかねばと
強く思った。
今後が楽しみになってきた午前中の奈良行きであったのです。
刈谷⇔奈良の往復約260kmは、
伊勢湾岸道路が出来たおかげで、
とんでもなく早くなり、
帰社が午後3時ぐらいまでの予定であったものが、
午後1時半ぐらいに帰ることが出来たのだ。
時間が余った!
ラッキー!
ということで床屋さんに髪を切りに行くことにした。
私は髪の毛が大変に濃い方なので、
いつも、ものすごく短く切ってもらう。
散髪が終わると
頭のてっぺんでも、3~4cmぐらいの長さ。
ちょっと脇の方なら1~2cmぐらいの長さしかない。
これでいいのだ。
これで2ヶ月は床屋さんに行かなくても済むのだ。
・・・・・・
しまった!
今日から、札幌行きであった。
・・・・
札幌は今、-10度以下にもなるという。
床屋さんで思いっきり髪を短くしてもらったおかげで、
首筋がス~ウスウする。
どうしよう。
こりゃあ風邪を引くかもしれない。
(そんなことを言いながら私は10年以上風邪を引いたことがない。)
もうすぐ千歳空港に着いてしまう。
※ここから札幌のホテル。
ホテルに到着したのは午後9時過ぎ。
腹を空かした、谷、谷基司、畠中、近藤は、
一目散に居酒屋に駆け込んだのでした。
飲んで、食って、バカ言って、笑って、終わったのが11時過ぎ。
北海道の雪をさわって喜ぶ三人組み
明日は、一体どんな一日になるのだろう。
いつもながら、
ワクワクである。
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