谷 好通コラム

2005年11月26日(土曜日)

1291.安全運転のすすめ

私は、高速道路ではかなりスピードを出してしまうほうだ。
決して誉められたことでもないし、良い手本ではない。
しかし、前をゆっくり走っている車を見ると、
特に、追い越し車線を、抜く車もいないのにゆっくりと走っている車を見ると、
ムラムラムラっときて、ついアクセルに力が入ってしまう。
イカンなとは思っているのだが、
ついっ、である。
だけど一般道では決してスピードは出さない。
いつどこから何が飛び出してくるか分からないからだ。
その点、高速道路は走っている車だけに神経を使っていればほぼ大丈夫。
だから、ついっ、である。

 

しかし、自慢ではないが、32年間一度も事故を起こしたことが無い。
駐車場内でうっすらと傷がつく程度に擦ったことはあるが、
道路を走行中には、ぶつかった事も、擦った事も一度もない。
正真正銘の無事故である。
(スピード違反は何度かあるが、m(__)m)

 

そういう訳で、私は事故を起こしたことがないが、
社員の事故はけっこうあって、ちょっとハラハラしている。

 

中にはひどい者がいて、
かなり昔の話だが、
ある者が自分より年下の若いスタッフたちと酒を飲み、
その若い子達を車に乗せて、
酔っ払い運転の末に、ガソリンスタンドの壁に激突した。
幸いけが人は出なかったが、
乗っていた車を全損させた。
本人は新入社員としての研修が終わって開放的な気分になってのこととは思うが、
いずれにしても無責任極まりない行為であったことには違いない。
その車は、ちなみに貸してあげていた私の個人的な車であり、
結局、壊した車の弁償も全額は終わらないまま、のちに他の理由で、退社をした。
あの時、試用期間内で採用を取り消せばよかったと後悔した。

 

またある者は、
何ヶ月かの短期間に、続けて2回の大きな事故を起こして、
2回とも乗っていた社用車を全損させ、廃車とした。
いずれも自損事故であり被害者もなく、自分も無傷という奇跡的なことであったが、
その人間も、やがて退社をした。

 

大きな事故をやる人は、いずれは会社を辞めるという法則でもあるのだろうか、
ならば、社員は会社の宝そのものであり、
その社員を失いたくないのなら、
大きな事故を起こさせないことも大切なこととなる。

 

過去に全損事故という大きな事故が三回もあって、
いまだに、本人の怪我も、被害者もいなかったのは幸運なだけであり、
それはたまたまのことであって、
今度はどんな事故が起きるかもしれない。
いつ、人を傷つけるような、あるいは殺めてしまうような事故が起きるか分からない。
厳に戒めなければならない。

 

社用車も増えて、
安全運転管理者にうるさい池本部長がついているので、
まだ少しは安心だが、
それにしても、
私自身が安全運転の手本にならなければイカンと、
今では本気で思っている。

 

 

中国・上海から若いスタッフが二人やってきた。
張さんと喩さん。
いずれも若い女性である。
上海事務所でのアイ・タック技研の社員である。
心を込めて歓迎します。

 

写真は左から、復帰あるか?「李さん」、上海快洗隊スタッフであった「喩さん」
日本語を喋れる「張さん」(通称リリアン)

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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