2006年01月06日(金曜日)
1320.年の初めの迷い
毎年のことと気がついた
年の初め何日目かの迷う気持ち
年が明ける前、大騒ぎにも似た若い子たちのエネルギーに
年甲斐もなく張り切って作った新しい年に向けての壮大なプランに
不意に年が明けて、それを実現するのが実はやっぱり自分である事に
深い疲労感を伴って気が付き
そろそろやめよかな、と
ため息をついた途端に、
もう後戻りできないことを起こしてしまっていたことを思い出す
だけど
やめておけば良かったと後悔の念を噛み締めてみても
なんの足しにもならないし
何の救いもやってこないことは、よく知っている
ならば
いっそのこと
半か丁かの博打のように
運を天に任せて、放り出してみようかとも考えるが
半分の確率で負けるわけには行かないので
もう考えることをやめる
酒でも飲んで
たまたま見つけたテレビの中の
陽水の歌に痺れていれば
しばし天国に上がれるが、
時間が過ぎて、時計の針が危険なレベルにまで進んでいって
明日が辛くなるだけなのも辛い
ああ
いっそ、いっそ
禁断のおやつでも食べたろか
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