谷好通コラム

2006年03月13日(月曜日)

我々人間にはそれぞれ根深い欲望がある。

物欲、所有欲、
いつも、
あれが欲しいこれが欲しいと、
物を欲しがっている人は不幸だ。

物は、手に入っていない時には魅力的だが、
物は、手に入ったとたんに色褪せてしまう。
物は、人を満足させることは決してない。
手に入った途端に、次の物が欲しくなる。
物を欲しがる人は決して満足することなく、
いつも満たされていずに、ずうっと、あれが欲しいこれか欲しいと不幸が続く。

我欲
我欲の強い人。
せっかく人が教えてくれているのに、反論しか出来ない人。
売ることばかりを考えて、買う人のことを考えられない人。

四国の西条市にある“車楽”快洗隊の横井社長からメールをいただいた。
その中に、ある有名な会社の会長さんからいただいた手紙の話を紹介してあった。

「世の中には、たくさんの仕事がありますが、私はきれいにする仕事が
一番価値がある仕事だと思います。ものをキレイにするということは、人の心も
キレイにすることです。そんな人が増えるといいですね。」と書かれていました。

また、
「エンジンを切るときには、エアコンやオーディオなどの電源を切ってから
エンジンを切るようにすると、バッテリーの寿命がだいぶ延びます。
それが、環境にもやさしいことにも繋がります・・・
ぜひ、お店に来られるお客さんに、そのことを伝えてあげてください」と真剣に言われました。

何よりも、バッテリーを売っている会社の会長さんが、
バッテリーの寿命が延びる事を、薦める心に感動しました。

私たちも、自社の洗車を買ってもらおうと言うことだけではなくて、
きれいさを保つ洗車の仕方や、大切に永く乗るやり方、人と車と環境にやさしい洗車を
考えていかないと、いけないなーと思うこの頃です・・・・

ズシンと腹に響く言葉であった。

私は我欲の人ではないか。
私は果てしない物欲の泥沼の中にいないか。
真摯に自省せねばならない。

と同時に、
それはそれとして、
そろそろいい加減に寝なくてはいけない。
真っ暗にされた飛行機の機内、みんな時差を克服しようと一生懸命寝ようとしている。
起きて、読書ライトをつけて、インターネット接続にはしゃぎ、
まだパシャパシャとパソコン叩いているのは私だけだ。

いい加減にしなくてはいけない。

ただ今、日本時間で午後4時半。
大韓航空KAL001便成田発ロサンジェルス行きの飛行機の中である。
機体はボーイング777-200。

なんと!この飛行機、
座席からインターネットがつながるのだ。
世の中進んだものである。

びっくり仰天で、
つい、恥ずかしながら会社のみんなに用もないメールを送ってしまった。

だから、このコラムも飛行機の中からぜひアップさせるのです。

だから、何の中身もない話だけど、
このまま初の飛行機の中からの記事として上げちゃいます。

だから、この写真は全部ライブです。

画面がざらついていますが、これはカメラのせいではありません。
窓の一番外がざらざらに傷ついているのです。大丈夫かしら。

顔が赤くなっているのは、機内サービスのビールを一杯飲んだから、
昨日の夜も、お酒を一杯飲んだら、すぐにぐっすりと眠ってしまい、元気元気です。

ロスに向けてどんどん東に飛んでいる。
東に向かって飛ぶと時差の関係で時間が2倍くらいの速さで進んでいく。
一番目の外の風景の写真からホンの30分足らずで、こんなに暗くなってしまった。

谷好通、生まれてはじめての飛行機の中からのライブでした。