2006年06月14日(水曜日)
1414.あれ?負けちゃった
昨日の日本×オーストラリア戦、
このコラムを書きながら見ていたのだが、
原稿をアップして、ゆっくり見ていたらあっという間に同点、逆転、追加点と
3点も続けて入れられてしまった。
あれっ?って感じで負けてしまった。
惜しかった試合と言うよりも、あっけない試合。
これは何とも恐ろしい結末である。
試合時間の90%まで勝っていて、
残り10%の時間で、追いつかれ、追い越され、突き放されたわけだ。
これを人生に置き換えてみると、なお恐ろしい話になる。
70歳まで生きた人が、
63歳までは成功していて、そこそこのいい生活をしていたのに、
63歳の後半、病気に倒れて、せっかくの成功も十分に味わうことが出来なくなった。
病床で必死にリハビリをするも、
今度は67歳の時に会社が倒産して、無一文になった。
惨めな生活をしながらも必死に立ち上がろうと努力するが、
70歳、とうとう死の床についてしまった。
そしていよいよ臨終の間際、
最も信頼していた人が耳元で「私はあなたが嫌いでした。」と囁き、
何も言えないまま
絶望のうちに死んでいく。
自分で書いていてもゾッとするような結末である。
あの日本×オーストラリア戦を見ていて、
あのあっけない日本の負け方に、そんな妄想に襲われてしまった昨日であった。
明日は我が身かもしれない。
くわばらくわばら。
それに比べて今日の韓国×トーゴ戦。
憎ったらしくなるような韓国の強さは、昔のいじめっ子を思い出してしまった。
お前は俺より絶対に長生きするんだろうなあ。
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