2006年06月27日(火曜日)
1423.ヨセミテ宇宙世界
ヨセミテバレー、
見渡す限り広い範囲に火山性の花崗岩が広がる地域があって、
造山活動で山谷が形成される中、
何度か訪れたはずの氷河期にからその開ける時、
膨大な氷河の流れによって、谷がU字型に削られ、
氷河で作られた典型的な地形が、とんでもない大きなスケールで現れている。
しかも丈夫な花崗岩で出来た壁は、
1000mに及ぶような巨大な絶壁を作り出し、ロッククライマーのメッカとなっている。
また、二千数百メートルにおよぶ山々からの雪解け水によって、
無数の滝が、絶壁から降り注いでいる。
ヨセミテの風景は、
写真などではそのスケールをとても表現しきれない。
最初に見た全体を一望できるポイントからの風景は、
今まで見たどの風景よりも広大で、広大という表現すら似合わず、
まるで、宇宙に来てしまったかのように思えた。
一番迫力のあるグレイシャーポイントから
今度は下に降りてから。つまりヨセミテバレーから。
いずれにしても、どの写真も
実際のヨセミテのとんでもないスケールを少しも表現できていません。
参った!
私には知らないことがいっぱいある。
Posted パーマリンク
2006年06月27日(火曜日)
1422.巨大セコイヤの森
ヨセミテバレーの近く、ジャイアントセコイヤの森に行った。
直系5mとか8mとか10mとか、
高さ70mとか、80mとか、
とんでもなくデカい杉の類の木が森中に生きている。
私達が知っている森とは、一つ一つの造作が一桁違う大きさを持っている。
何気なく写っている一本一本の杉が、
それぞれ私たちの知っている杉の何倍かの高さと、
何十倍かの太さを持った杉なのです。
ホテルを出る時、車の上に降り積もった“花粉”の量が、
これからいく杉の森のケタハズレな何かを物語っていた。
森の入り口で真っ先に出迎えたのが、ジャイアントセコイアの巨大な倒木。
樹齢数千年、人間の西暦より長く生きている木たちが、
一つの大きな森で、何百と静かに行き続けていることは、
自分の小ささを突きつけられているようで、
じっと見ていると、恥ずかしくなってくる。
Posted パーマリンク