谷 好通コラム

2006年09月05日(火曜日)

1470.行動するリーダー

ロスから帰って来て、
やはり眠れなかった機中の反動で、
家のベッドに入った瞬間に爆睡9時間。
翌日(つまり昨日)は、早朝役員会議に続いてスカッと所長会議。
のはずであったが、
どうも盛り上がらない。
最初の議題が重かったせいか、
盛り上がるはずの午後の議題でもイマイチ。
私のいる世界と皆のいる世界の空気が違うみたいに感じた。

 

皆それぞれに一生懸命にやってくれているのだが、
それは解っているのだが、
なぜか成果が思ったように上がらない。
今何をすべきか、
解っていても、いつも、いつもの事が目の前にあって、
思うように自分が動けない、あるいは動かせないでいるのかもしれない。

 

そんな時には、
みんなをリードする者が必要なのだろう。

 

そのリーダーが今日立ち上がった。

 

何を持ってして、何を、どう行動すればいいのか、身をもって行動するのがリーダー。

 

時代が変わって、やらねばならない行動が変わってくる時、
その先頭に立って新しい行動を示すべくリーダーが行動する。
その行動の姿に、それぞれが自らのすべき行動のイメージを皆がしっかりつかみ
一斉に皆が新しい行動を示し始めると、
全体が大きな行動となって、新しい時代を大きく切り開きはじめる。

 

リーダーが立ち上がった今日は大きな日となる。

 

 

今日は朝から快洗隊のマネージャー会議。
この会議では私の出番はいつも1時間だけと決まっている。
私は、その時自分が思ったことを喋るだけだが、
いつも、大きな元気をもらう事になっている。
元気をもらうと、元気の無い者とは思考パターンに余計ずれが生じて、
元気の無い者をはじき出してしまうようなエネルギーが発散されるようで、
いつもただでは済まなくなってしまう。

 

それでいい。
そうでなくては、何も新しいものは出来なくなってしまうし、
新しい一歩を踏み出せなくなってしまう。

 

慎重は、ただ慎重ではいけない。
懸念をぶら下げて行動を止めてしまう種類の慎重は、ただの臆病なだけだ。
懸念は計算しつくして、計算し潰してしまうことだ。
“慎重かつ大胆に”とは、
計算しつくし綿密なるシミュレーションを組み立て、
懸念を計算し潰して、次の行動をいかに大胆に思い切って起こすのかという意味だ。

 

昨日から今日にかけて、いっぱいの事があって、
いっぱいの元気をもらって、
しかも懸念を計算しつくした上で大胆な行動を起こすきっかけになりそうな、
そんな予感を体中に感じたのであった。

 

 

※9月3日にあったスーパー耐久岡山TI戦は、
アメリカからの帰りの飛行機の都合で、私はどうしても参加できず、
スーパー耐久参戦記には、経営企画室の古味君が予選までを書き、
決勝を畠中君が書いてくれました。

 

苦戦のあとの田中選手のすさまじいまでの表情が感動です。
キーパーポルシェに一筋の光明が見えたようです。
ぜひご覧下さい。

 

http://www.sensya.com/st_nikki/index.html

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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