2007年06月15日(金曜日)
1655.レースは闘わねば
今日は朝早くから富士スピードウェーに向った。
年5回のレースがあるのだ。
ゴルフGTIカップシリーズは全国を転戦するシリーズではあるが、
あくまでもアマチュアのレースであって、
メインのレースの決勝がある日曜日ではなく、
土曜日に予選と決勝があって、金曜日が練習日になっている場合が2回ある。
だから金曜日だというのに、サーキットまで来ているのだ。
みんなが仕事をしてくれている金曜日に、
遊びであるレースに参加するのは大変気が引けるものがあるのだが、
たった一つの私の遊びとして勘弁してもらっている。
金曜日から土曜日にかけて天気予報は良くなかった。
全国的に梅雨に入って、二日とも雨となっていたのだが、
曇り空の名古屋を出発してから東名高速を東に走るにつれて、空が明るくなってきた。
車が静岡にとどいた頃には、きれいな青空と雲が広がる。
富士川サービスエリアでは、
久しぶりの富士山のてっぺんを見る。
これ以上のラッキーはない。
スピードウェーに着いたのは午前10時。
11時半からの1本目の走行があって、新品のタイヤを履いて張り切って出たが、
走った感覚はいいのだが、タイムはいっこうに上がらない。
ブレーキの効きがあまり良くないように思えたので、
ブレーキローターと、キャリパー、パッドとごっそり交換する。
そろそろキャリパーが開いてパッドが片減りしていたし、
ローターにも無数のひびが入っている。
すべてのブレーキ部品の交換後、ブレーキオイルのエアー抜き。
この作業で、ブレーキの効きが格段に良くなる。
が、2本目のタイムはいっこうに上がらない。
どうなっているのかよく分からないが、
本人的には、だんだん車が良くなって速く走れているように思うのだが、
タイムだけが変わらないのだ。
ちょっと考え込んでしまうが、吹っ切ることにした。
走るリズムが一定のスピードから抜けきれないでいるのだ。多分。
最後の3本目は、ゴルフだけの専有走行ではなく、
ゴルフより圧倒的に速いインテグラや、
遅いビッツたちが大量に一緒に走る走行枠に走った。
一周回るのに、ビッツを5台くらい抜かして、5台くらいのインテグラに抜かされる。
そんな抜きつ抜かれつの激しい走行の中で、
久しぶりに燃えた。
長いストレートエンド(220kmくらい出ている)で、
インテグラとブレーキング競争をしたあげく見事にコースアウトをしたりして、
負けても本気で闘った。
そうしたら、本来は抜きつ抜かれつは大きくタイムを落すのだが、
2本目と変わらないタイムが出ていた。
明らかに各コーナーでのスピードがアップしているはずだ。
やっぱりレースは闘わなくてはいけないようだ。
明日は、一発勝負の予選と、決勝レースだ。
精一杯闘って、せっかくウィークデーまで休みをもらってのレースを、
悔いのないものにしたい。
プロカメラマンの中村さんが来ていて、
私の写真も撮ってくれた。
練習が終わって富士スピードウェーを去る時、
雲が空を覆っていたが、まだ薄い雲で、明日も晴れ間違いなしである。
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